YSP-5100とBRAVIA 5 K-55XR50は、確認済みのファームウェアが7.03以上ならARC接続を選べます。バージョンが不明・古い場合は光接続から始めます。HDMI OUTがあることだけで、テレビ音声が戻る条件まで満たしたとは判断しません。
配線が正しくても、本機の[音声出力]が[プリアウト]なら本機スピーカーから聞く設定と異なります。この設定はインテリビームの実行条件にも関わるため、無音時には入力と出力先を分けて確認します。
ARCを使う前に7.03以上か確認する
公式のVer.7.03更新でARCが追加されます。本機前面のINPUTを押しながらリモコンで電源を入れ、ADVANCED SETUP表示後に前面VOLUME−を長押しします。M&D Ver.が7.03以上なら、この更新は不要です。確認後は電源を切ります。
更新モードのVOLUME+と取り違えないでください。更新は、公式WAVから作った音楽CDを、光または同軸接続のプレーヤーで再生する手順です。HDMIでは更新できず、インテリビームやラジオのプリセットを含む設定は工場出荷状態へ戻ります。更新中の操作・電源切断を避け、実施する場合は公式手順書全体に従います。現在のデータ入手や更新成功は確認していないため、光接続の利用も残します。
テレビ音声の接続を選ぶ
テレビと本機の電源を切り、全配線が終わってから本機の電源ケーブルをつなぎます。
| 条件 | 配線と本機の入力 |
|---|---|
| 7.03以上を確認済み | BRAVIA HDMI 3(eARC/ARC)→本機HDMI OUT、TV入力 |
| バージョン不明・古い、または光で比較する | テレビ光出力→本機[デジタル入力 テレビ]、TV入力 |
ARCでは本機の[設定]→[入力設定]→[HDMI設定]→[HDMIコントロール]を[オン]にします。BRAVIAの[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にし、[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]を[オーディオシステム]にします。追加機能資料のARC配線では光ケーブルは不要です。Sonyは認証済みプレミアムハイスピードHDMIケーブルを推奨しています。
光では、BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にし、[スピーカー出力]を[オーディオシステム]にします。本機の[入力設定]→[入力端子設定]→[オプティカル1]はテレビ光端子の割当で、初期値はTVです。割当変更がある中古品ではここも確認します。
ゲーム機やレコーダーはテレビへHDMIで直接つなぐ案です。本機を経由した4K120・VRR・HDR映像や、HDMI入力表に記載された全形式のARC受信は保証しません。
スピーカーとプリアウトを確認する
設定画面を表示するには、本機HDMI OUTをテレビのHDMI入力へつなぎ、テレビをその入力にして本機の[設定]キーを押します。[サウンド出力設定]→[音出力設定]→[音声出力]で出力先を確認できます。
[スピーカー]は本機で再生する初期設定です。[プリアウト]は外部端子へ全チャンネルを一括して切り替える設定なので、本機スピーカーで聞きたいときは[スピーカー]を選びます。プリアウトを特定のチャンネルだけの追加設定として扱いません。
入力がTVで、消音や音量に問題がなくても本機が無音なら、この出力先を確認してから音声形式を調べます。
自動設定できない場合も出力先を確認する
[プリアウト]設定、またはYIT-W10でiPodを再生中の場合はインテリビームの自動設定ができません。実行時は付属マイクを本機正面に1.8m以上離して置き、耳の高さ、本機中心から上下1m以内にします。
[設定]→[自動設定]→[ビーム調整+音質調整]へ進み、決定後10秒以内に部屋の外へ出ます。大きなテスト音が出るため、小さな子供がいる、または入る可能性がある場合は実行しません。測定結果は[決定]で採用し、[戻る]なら不採用です。終了後はマイクを外します。
特定の音声だけ無音になる場合
テレビ経由の音声だけに問題があるなら、一時的に[PCM固定]を試す切り分け案があります。BRAVIAの[音声出力]から、ARCでは[オーディオシステム設定]、光では[光デジタル音声出力設定]の[デジタル音声出力設定]を確認します。多チャンネル維持を保証する方法ではなく、AAC表記からMPEG-4 AAC対応を判断することもしません。
HDMI連動はテレビへの登録や電源切替も確認しますが、全機能の動作を保証しません。光接続だけではHDMI連動になりません。操作に反応しない場合は電源プラグを抜き、約30秒後に接続し直す説明書の手順で確認します。
実機での接続確認、音質・遅延の測定は行っていません。日本向けの公式資料に基づく配線と操作の案内です。
参照した公式資料
- BRAVIA 5(XR50シリーズ) 主な仕様:
https://www.sony.jp/bravia/products/K-XR50/spec/(仕様表 > 入出力端子系統数 > 光デジタル音声出力端子) - ヘルプガイド | オーディオシステムをつなぐ:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676266.html(光デジタルケーブル接続/HDMI接続(ARC対応)/サウンドバーを接続する場合 / HDMI接続(ARC対応)) - ヘルプガイド | オーディオシステムを調整する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676267.html(HDMIケーブルや光デジタルケーブルでつないだオーディオシステムを調整する > 手順1/HDMIケーブルや光デジタルケーブルでつないだオーディオシステムを調整する > ご注意 > デジタル音声出力設定) - YSP-5100 日本向け取扱説明書:
https://jp.yamaha.com/files/download/other_assets/8/316088/YSP-5100_4100_J.pdf(pp.18–21, 30, 42–43, 55; 同PDF末尾の簡単接続操作ガイド表面 接続例A/pp.23–27, 52/pp.42–43, 53, 64–65) - YSP-4100/YSP-5100 ファームウェア更新手順書 Ver.7.03:
https://jp.yamaha.com/files/download/other_assets/1/320481/YSP-4100_5100_Firmware_Update_V703_Ja2.pdf(pp.1–5) - YSP-4100/YSP-5100 追加機能について:
https://jp.yamaha.com/files/download/other_assets/2/320532/ysp-4100_5100_add.pdf(日本語 p.1) - ブラビアのHDMI入力信号一覧(HDR、2K/4K、VRR、ALLM、HDCP2.3、eARC/ARC):
https://support.sony.jp/electronics/support/sound-bars-home-theater-systems-sound-bars-surround-speakers/ht-xt3/articles/00167110(2025年発売モデル:XR50シリーズ > eARC/ARC ※4 row) - ヘルプガイド | ブラビアリンク機能を設定する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676278.html(BRAVIA 5 Help Guide > ブラビアリンク機能を設定する > 手順2)
情報確認日:2026年10月1日。