BRAVIA 5 K-55XR50とHT-ST7の接続では、テレビ用の[TV]入力と、追加の光入力[OPT]を取り違えないことが大切です。HT-ST7には光デジタル入力が2系統と同軸デジタル入力が1系統あり、ケーブルの種類だけでは選ぶ入力が決まりません。
テレビとの基本接続はHDMI ARCです。HT-ST7は7.1ch構成で、別体のワイヤレスサブウーファー、HDMI入力3系統、出力1系統を備えます。まずテレビの音声を聞ける状態を作ってから、追加機器の入力を整理します。
テレビはHDMI 3からHT-ST7の出力へ
テレビとHT-ST7の電源を切り、K-55XR50のHDMI 3とHT-ST7のARC対応HDMI出力をつなぎます。テレビ側の案内では認証済みプレミアムハイスピードHDMIケーブルが推奨されています。接続後はテレビ、HT-ST7の順に起動し、HT-ST7の入力を[TV]にします。
テレビは[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]を[オーディオシステム]にします。さらに[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]で[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
K-55XR50はARC対応なので、テレビ音声のためにHDMIと光を最初から両方つなぐ必要はありません。HT-ST7のHDMI入力へテレビをつなぐのではなく、テレビに向けたHDMI出力側を使います。
ARC項目が見えないときはCTRLを先に確認
HT-ST7はリモコンの[メニュー]を押し、上下ボタンと決定ボタンで[HDMI]→[CTRL(CONTROL FOR HDMI)]を[ON]にします。続いて[HDMI]→[ARC(AUDIO RETURN CHANNEL)]を[ON]にします。
公式取扱説明書では、ARC項目はCTRLがONのときだけ表示されます。ARCが見つからない場合に、テレビのeARC設定だけを変え続けても、この表示条件は満たせません。先にHT-ST7側のCTRLを確認し、その後にARCを設定してください。操作を終えたら戻るボタンでメニューを抜けます。
接続した端子と入力表示を対応させる
HT-ST7の入力切換では、[TV]、[HDMI 1]、[HDMI 2]、[HDMI 3]、[OPT]、[COAX]などを選びます。テレビを見るときの入力を、追加機器と同じ感覚で選ばないようにします。
| 接続した音声経路 | HT-ST7で選ぶ入力 |
|---|---|
| テレビからHDMI ARC | TV |
| テレビ用の光デジタル入力 | TV |
| 追加の光デジタル入力 | OPT |
| 同軸デジタル入力 | COAX |
| HDMI入力1/2/3に直接接続 | 接続した番号のHDMI入力 |
テレビへ直接つないだレコーダーなどの音声も、テレビからARCで戻す場合は[TV]です。HT-ST7のHDMI入力へ直接つないだ機器では、その番号を選び、テレビ側はHDMI 3を選んで映像を表示します。
新しいゲーム機はテレビ直結で映像条件を確保する
HT-ST7の旧来の4K対応表記だけでは、現在のHDR、HDCP2.2、4K/120Hz、VRR、ALLMの通過対応は確認できません。また、今回確認した仕様だけではHDMI入力とARCの高度な音声形式を細かく比較できないため、TrueHDなどの受け渡しを保証する構成にはしません。
4K/120Hz、VRR、ALLMを使うゲーム機はテレビのHDMI 4へ直接接続し、HDMI 3をHT-ST7の音声用に残す構成をおすすめします。HT-ST7は[TV]のままで使います。
テレビの[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[HDMI信号フォーマット/VRR設定]でHDMI 4を選びます。XR50の4K/120Hz案内は[拡張フォーマット(詳細)]です。ウルトラハイスピードHDMIケーブルを用意し、VRRは機器の対応とテレビの設定も確認します。
テレビが無音なら接続・入力・CTRL・ARCの順に見る
最初にHDMI 3からHT-ST7の出力側へつながっているかを確認します。続いてテレビのスピーカー出力と消音、HT-ST7の[TV]入力と音量、CTRLのON、ARCのONを確認します。ケーブルを差し直す際は両機の電源を切り、テレビから順に起動します。
テレビ番組は聞こえて、HT-ST7へ直接つないだ機器だけ無音なら、そのHDMI入力番号と接続を先に見ます。サブウーファーの接続をやり直す場合はHT-ST7の説明書を使い、他機種のLINKボタンやキー操作を流用しません。
特定のテレビ経由音声だけ無音の場合は、切り分けの比較としてテレビの[音声出力]→[オーディオシステム設定]→[デジタル音声出力設定]で[PCM固定]を一時的に試せます。これは本記事の比較方法で、HT-ST7固有の公式対処として示すものではありません。出力形式が変わるため、比較後は元の設定を確認します。
光で比較する場合はテレビ用入力へ接続する
両機の電源を切り、テレビの光出力とHT-ST7のテレビ用光入力をつなぎます。追加の光入力を使う場合とは選択する入力が違うので、テレビ用へつないだときは[TV]を選びます。
テレビの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。光だけで比較する際はテレビとのHDMIを外して経路を分けられますが、その間はHT-ST7経由の映像やHDMI連動も使えません。光の音声形式を比較するPCM設定は[光デジタル音声出力設定]内です。ARCと同じ音声形式やテレビリモコン連動を光にも期待する構成にはしません。
公式情報に基づく接続ガイドで、この組み合わせの実機動作は検証していません。確認日:2026年9月30日。