BRAVIA 5 K-55XR50とHT-S350をつなぐ場合は、テレビのHDMI 3とHT-S350のARC対応HDMI出力を接続します。HT-S350は2.1ch構成で、別体のワイヤレスサブウーファーが付属するモデルです。

HT-S350には、ゲーム機やレコーダーを受けるHDMI入力がありません。映像機器はテレビへつなぎ、その音声をARCでHT-S350へ送る構成にします。また、付属ケーブルは光デジタル音声コードです。HDMIで接続する場合は、HDMIケーブルを別途用意してください。

HDMI出力の1端子をテレビのHDMI 3へつなぐ

テレビとHT-S350の電源を切ってから、テレビのHDMI 3とHT-S350のARC対応HDMI出力をつなぎます。サブウーファーにも電源を接続し、テレビ、サウンドバーの順に電源を入れます。HT-S350は[TV]入力を選びます。

BRAVIA 5の[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]で、[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。続いて[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]を[オーディオシステム]に変更します。

テレビ側の端子にeARC/ARCと書かれていても、HT-S350との接続は公式仕様に記載されたARCを基準に設定します。テレビのeARC対応だけを理由に、HT-S350へTrueHDやマルチチャンネルLPCMを送れるとは考えないでください。

HT-S350のHDMI機器制御はボイスで確認

リモコンの[ボイス]ボタンを5秒間長押しすると、HDMI機器制御のオン・オフが切り換わります。オンではBLUETOOTHランプが2回、オフでは1回点滅します。操作後の回数を確認して、オンにそろえます。

テレビのブラビアリンクとHT-S350のHDMI機器制御は、両方の設定を確認します。長押しを繰り返すと設定が戻るので、音が出ないときもランプの反応を見ながら操作してください。

外部機器はテレビへ、音声はARCでHT-S350へ

ゲーム機やレコーダーのHDMIケーブルは、BRAVIA 5へつなぎます。テレビでそのHDMI入力を選び、HT-S350は[TV]のまま使います。HT-S350のHDMI出力を、外部機器用の入力端子として使う構成にはできません。

4K/120HzやVRR、ALLMを使うゲーム機は、BRAVIA 5のHDMI 4へ直接つなぐ構成をおすすめします。HDMI 3はサウンドバーとの音声接続用に残せます。テレビのHDMI 3とHDMI 4がこれらの機能に対応しています。

4K/120Hzの設定は[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[HDMI信号フォーマット/VRR設定]からHDMI 4を選び、XR50シリーズの公式案内にある[拡張フォーマット(詳細)]を確認します。4K/120Hz用にはウルトラハイスピードHDMIケーブルを用意し、VRRは接続機器の対応とテレビ側の設定も確認してください。このモデルにはHDMI映像入力がないため、ゲーム機の映像はテレビへ直接送ります。

HT-S350のARC入力の公式対応表には、Dolby Digital、2chのLPCM、MPEG-2 AACなどが記載されています。DTSやDolby Atmosを、このモデルのARC対応として追加して説明することはできません。テレビや再生機器側の対応形式だけで判断せず、HT-S350が受けられる形式も確認します。

全体の無音と低音だけ出ない場合の確認

音がまったく出ないときは、テレビのHDMI 3からサウンドバーのHDMI出力へつながっているか、テレビのスピーカー出力が[オーディオシステム]か、サウンドバーの入力が[TV]かを順に確認します。次に両側のHDMI機器制御を確認し、電源を切ってケーブルを差し直します。電源はテレビを先に入れ、そのあとサウンドバーを入れて確認します。

番組やアプリを変えたときだけ無音になる場合は、接続全体の故障と決めつけず、音声形式を切り分けます。テレビの[音声出力]→[オーディオシステム設定]→[デジタル音声出力設定]で[PCM固定]を一時的に試す方法があります。音が戻った場合は、元の設定と再生していた音声形式を確認してください。PCM固定は出力形式を変える設定なので、すべての用途でそのまま使うことを勧めるものではありません。光接続の場合、この設定は[光デジタル音声出力設定]の下にあります。

HT-S350では、ボイス長押しのランプがオンの2回点滅になっているかも確認します。バーから音が出てサブウーファーだけ静かな場合は、サブウーファーの電源、ランプ、音量、設置場所を見ます。低音の少ない番組では動作を判断しにくい場合があります。無線接続が成立していないときは、HT-S350の取扱説明書の[セキュアリンク]を参照します。

付属の光デジタル音声コードを使う場合

HDMIで音が出ず、まずテレビ音声を聞ける状態に戻したいときは、光デジタル接続を試せます。テレビの光デジタル音声出力からサウンドバーの光デジタル入力へつなぎます。テレビは[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。

サウンドバーはテレビ音声を受ける[TV]入力へ切り換えます。ARCやeARCの設定がある機種では無効にし、テレビ音声の入力方法を選ぶ項目がある場合は光デジタル側を選びます。設定項目の有無や名称は機種ごとに確認してください。光接続の音声形式は光入力の対応表で確認します。

HT-S350の公式仕様では光入力もDolby Digital、2chのLPCM、MPEG-2 AACなどに対応します。付属ケーブルだからARCより高い音声形式を使えるという意味ではありません。まずARCでテレビ音声を聞く構成を整え、HDMI経路の切り分けが必要なときに光接続を使うと、確認する箇所を絞れます。

公式情報を基に整理した接続ガイドです。この組み合わせの実機動作は検証していません。

公式仕様と接続手順の確認日:2026年9月30日。