HT-RT3ではテレビとのARC接続に加え、バーと左右のリアスピーカーをサブウーファーへ配線します。テレビ音声が聞こえてもリアだけ静かな場合は、テストトーンと番組音声を分けて確認できます。
根拠にしたHT-RT3の説明書は海外向け英語版です。国内仕様と同じとは扱わず、手持ちの正確な型番、端子・リモコン表示、説明書の版、定格電源を確認してから使ってください。
ARC端子同士をつなぎ、両側のHDMI制御を確認する
手持ちの本機、専用サブ・スピーカー、配線、リモコンを確認し、電源を切って配線します。
- K-55XR50の[HDMI 3(eARC/ARC)]と本機の[HDMI OUT (ARC)]をHDMIケーブルで接続します。
- スピーカー配線と音声配線を終えて電源を接続し、テレビと本機を起動します。
- BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]を[オーディオシステム]にします。
- [設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
- 下記の本機側のHDMI制御とテレビ音声入力を確認します。
SonyのARC接続案内は、認証済みプレミアムハイスピードHDMIケーブルを推奨しています。テレビ端子にeARCの表示があっても、今回の経路は本機のARCを使う案内で、eARC受信やロスレス音声は確認していません。
ゲーム機・レコーダーはテレビの空いたHDMI端子へ直接つなぐ案を使います。テレビは映像機器の入力、本機はテレビ音声入力を選びます。本機経由の4K120やVRR映像伝送は今回確認していません。
最初にバーとリアをサブへ配線する
スピーカーコードはサブの[SPEAKERS]の色に合わせます。バー側は白・赤・緑、リアは[SUR L]が青、[SUR R]が灰色です。左右表示と色を両方確認し、配線後に電源を接続します。スマートフォンのBluetooth接続はリアの配線の代わりにはなりません。
本機入力は[TV]です。[MENU]を押し、上下キーとENTERで[AUD >]→[TV AU]→[AUTO]、[HDMI >]→[CTRL]→[ON]を確認し、MENUで終了します。スタートガイドの起動順に従い、テレビを起動してからシステムを起動します。
リアはテストトーンと番組で分けて調べる
MENUの[LVL >]→[TTONE]を[ON]にすると、スピーカーから順にテストトーンが出ます。左右のリアを含め聞こえるかを確認し、終了時は[OFF]に戻します。鳴らないスピーカーがある場合は電源を切って、そのコードをサブ側の端子まで確認します。
テストトーンが聞こえても、番組にサラウンド音声が含まれなければリアが目立たない場合があります。説明書は2チャンネル音声をリアからも聞く方法として[CLEARAUDIO+]を案内しています。これを、元の音声が独立した多チャンネルだった証拠にはしません。
置き方と音量の設定を合わせる
[SPK >]→[PLACE]は通常配置の[STDRD]、すべて前方に置く[FRONT]を実際の置き方に合わせます。リアの音量は[LVL >]→[SUR.L]/[SUR.R]、サブはSW音量+/-で調整します。PLACEと音量は別の設定です。
テレビ音声全体が無音なら、TV入力、消音・本機音量、テレビの出力とHDMI制御、ARC端子への配線を先に確認します。
ARCで無音なら光へ切り替え、テレビの光出力を有効化し、本機のTV AUを[OPT]、入力をTVにします。[MUTING]時はテレビを先に、本機を後に起動します。低音の少ない素材や、説明書のHDCPに関するサブ音声制約もあり、サブの静かさだけで断線とは判断できません。HDCPの具体的な再現条件は未確認です。
特定の番組やアプリだけ無音の場合
同じ配線で聞こえる番組と無音の番組があるなら、音声形式の切り分けとしてPCM固定を一時的に試す案があります。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[オーディオシステム設定]→[デジタル音声出力設定]→[PCM固定]で比較します。光へ切り替える際は電源を切って配線し、同じ[音声出力]の[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。PCMの比較も[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]側で行います。
比較後は元の出力設定を見直してください。PCM固定で多チャンネル音声がそのまま保持されることや、全アプリで解決することは保証しません。
実機での組み合わせの動作確認、音質・遅延の測定は行っていません。本記事は日本向けK-55XR50の公式資料と、下記の海外向けHT-RT3の公式説明書を照合した接続案内です。
情報確認日:2026年10月2日。