BRAVIA 5 K-55XR50とHT-CT370は、テレビのHDMI 3とHT-CT370の[HDMI出力 TV(ARC)]をつなぎます。HT-CT370にはHDMI入力が3系統ありますが、HDRとHDCP2.2で保護された4K映像は通せません。現在の映像機器はテレビへ直接つなぎ、音声をARCで戻す構成を基本にします。

HT-CT370は2.1ch構成で、別体のワイヤレスサブウーファーを使います。テレビ音声の入力表示は[TV]です。HDMI入力へ機器を直接つないだ場合だけ、接続した入力番号へ切り換えます。

ARCの出力端子とTV入力をそろえる

テレビとHT-CT370の電源を切り、K-55XR50のHDMI 3からHT-CT370の[HDMI出力 TV(ARC)]へ接続します。テレビ側の案内では認証済みプレミアムハイスピードHDMIケーブルが推奨されています。接続後はテレビから先に起動します。

HT-CT370の[入力切換]または[INPUT]を繰り返し押し、表示窓が[TV]になったことを確認します。テレビから音声を戻す場合、HT-CT370のHDMI入力1/2/3を選ぶ操作ではありません。

テレビの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]を[オーディオシステム]にします。[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]で[ブラビアリンク機器制御]も有効にします。HT-CT370側のHDMI機器制御も自身の説明書に沿って有効にし、他機種のメニュー階層を当てはめないでください。

HDRと保護された4KはHT-CT370を通さない

HT-CT370を対象にした公式FAQでは、HDRとHDCP2.2の著作権保護技術を含む4K信号は非対応です。4K/50Hz・60Hzの対応表はYCbCr 4:2:0、8bitで、単に4K対応という表記だけで現在のすべての4K映像を通せるとは判断できません。

同じFAQの更新に関する注記にはAVアンプだけを対象にした内容もあります。HT-CT370を更新すればHDCP2.2に対応する、と読み替えないでください。

HDR対応の再生機器はテレビへ直接接続し、HT-CT370は[TV]入力で音声を受けます。映像と音声の経路を分けることで、HT-CT370の映像通過条件をテレビ直結の映像へ持ち込みません。

ゲーム機はHDMI 4、ARCはHDMI 3を使う

4K/120Hz、VRR、ALLMを使うゲーム機は、K-55XR50のHDMI 4へ直接つなぐ構成をおすすめします。HDMI 3をARC用に残せるため、映像機器を切り換えてもHT-CT370側は[TV]のままです。HT-CT370を通した4K/120HzやVRRの対応は確認できていません。

テレビの[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[HDMI信号フォーマット/VRR設定]からHDMI 4を選び、XR50の案内にある[拡張フォーマット(詳細)]を確認します。ウルトラハイスピードHDMIケーブルを用意し、VRRは機器の対応とテレビ側の設定も確認します。

古い機器を通す場合の標準フォーマットによる対処を、このテレビ直結の4K/120Hz用設定へ一律に適用しないでください。

直接入力の音声とARCの音声は同じではない

HT-CT370のHDMI入力にはDolby TrueHD、DTS-HD Master Audio、2ch/5.1ch/7.1ch LPCMが記載されています。ARCの表にはDolby Digital、DTS、DTS 96/24、2ch LPCM、MPEG-2 AACが記載されます。テレビがeARC対応でも、HT-CT370へのARC経路がTrueHDや多チャンネルLPCMの経路になるわけではありません。

プレーヤーをHT-CT370へ直接つなぐ場合は、接続先の[HDMI1]/[HDMI2]/[HDMI3]を選び、テレビはHDMI 3へ切り換えます。映像を出すにはHT-CT370のHDMI出力からテレビへの接続も必要です。

直接入力の音声を選ぶ構成でも、映像はHT-CT370を通るため、HDRなどの制限が残ります。目的の音声形式と映像条件を両方確認し、特定の作品やアプリで必ず同じ音声が出るとは考えないでください。

無音は表示窓のTVから確認する

テレビ番組も無音なら、表示窓の[TV]、HDMI 3から[HDMI出力 TV(ARC)]への接続、テレビの[オーディオシステム]、両側のHDMI機器制御、音量と消音を確認します。差し直す場合は電源を切り、テレビから順に起動します。

HT-CT370直結機器だけ無音なら、そのHDMI入力番号と機器の音声出力を確認します。テレビ経由の特定音声だけ無音なら、比較方法としてテレビの[音声出力]→[オーディオシステム設定]→[デジタル音声出力設定]で[PCM固定]を一時的に試せます。HT-CT370固有の公式対処ではなく、出力形式を変える切り分けなので、比較後は元の設定を確認します。

光接続ではOPT(TV)とTV表示を使う

電源を切ってテレビの光出力をHT-CT370の[OPT(TV)デジタル入力]へつなぎます。光コードのキャップを外し、端子の向きを確認します。HT-CT370の入力は光接続でも[TV]です。

テレビの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。テレビとのHDMIを外して光だけにすると経路を分けて比較できますが、その間はHT-CT370経由の映像も使えません。公式接続FAQでは、光だけの接続でテレビリモコンによる音量調整や電源連動はできないと案内されています。

光側のPCM比較は[光デジタル音声出力設定]内の[デジタル音声出力設定]で行います。光をHDMI入力のすべての音声形式を引き継ぐ経路として扱わず、テレビ音声の比較用として確認します。

公式情報に基づく接続ガイドで、この組み合わせの実機動作は検証していません。確認日:2026年9月30日。