HT-CT290とK-55XR50は、ARCの表示があるHDMI端子同士をつなぐ構成で案内します。本機のHDMI制御はVOICEボタンの長押しで切り替えるため、押した後のランプまで確認することが大切です。

根拠にしたHT-CT290の説明書はHT-CT290/HT-CT291共通の海外向け英語版です。国内仕様と同じとは扱わず、手持ちの正確な型番、端子・リモコン表示、説明書の版、定格電源を確認してから使ってください。

ARC端子同士をつなぎ、両側のHDMI制御を確認する

手持ちの本機、専用サブ・スピーカー、配線、リモコンを確認し、電源を切って配線します。

  1. K-55XR50の[HDMI 3(eARC/ARC)]と本機の[HDMI OUT TV (ARC)]をHDMIケーブルで接続します。
  2. スピーカー配線と音声配線を終えて電源を接続し、テレビと本機を起動します。
  3. BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]を[オーディオシステム]にします。
  4. [設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
  5. 下記の本機側のHDMI制御とテレビ音声入力を確認します。

SonyのARC接続案内は、認証済みプレミアムハイスピードHDMIケーブルを推奨しています。テレビ端子にeARCの表示があっても、今回の経路は本機のARCを使う案内で、eARC受信やロスレス音声は確認していません。

ゲーム機・レコーダーはテレビの空いたHDMI端子へ直接つなぐ案を使います。テレビは映像機器の入力、本機はテレビ音声入力を選びます。本機経由の4K120やVRR映像伝送は今回確認していません。

HDMI制御はVOICEを5秒押して確認する

本機リモコンの[VOICE]を5秒間押すとHDMI制御が切り替わります。ONの確認はUSBとTVランプの2回点滅、OFFはUSBランプの2回点滅です。長押しは切り替え操作なので、繰り返し押すだけでONになったと判断せず、点滅の組み合わせまで見ます。

本機の[INPUT]を繰り返し押して[TV]を選び、音量+/-を調整します。テレビとのARC配線は[HDMI OUT TV (ARC)]で、本機のUSBやBluetooth入力を選んだ状態では今回の経路と一致しません。

ARCで無音なら光でもTV入力を使う

配線、双方のHDMI制御、TV入力、消音・音量を確認してもARC音声が出ない場合は、光ケーブルを使う切り分け案があります。テレビの光出力と本機の[TV IN OPTICAL]をつなぎ、BRAVIAの光出力を有効化します。本機入力は光でも[TV]です。

接続後にUSB/TV/BTランプが継続して点滅する消音状態では、説明書の案内に従いテレビを先に、本機を後に起動して確認します。サブだけ静かな場合はSW音量と素材の低音を確認し、全体の無音と分けます。

サブのSecure LinkはCLEAR AUDIO+

サブの[LINK]を押すとオレンジ点滅します。次に本機リモコンの[CLEAR AUDIO+]を5秒間押します。USB/TVが2回点滅した後、MOVIE/MUSICが交互に点滅し、成功時はその点滅が止まりサブがオレンジ点灯します。

説明書のHDCP対応コンテンツに関するサブ音声の制約は残りますが、具体的な再現条件は今回未確認です。再リンクで全コンテンツの低音が保証されるとは案内しません。

特定の番組やアプリだけ無音の場合

同じ配線で聞こえる番組と無音の番組があるなら、音声形式の切り分けとしてPCM固定を一時的に試す案があります。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[オーディオシステム設定]→[デジタル音声出力設定]→[PCM固定]で比較します。光へ切り替える際は電源を切って配線し、同じ[音声出力]の[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。PCMの比較も[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]側で行います。

比較後は元の出力設定を見直してください。PCM固定で多チャンネル音声がそのまま保持されることや、全アプリで解決することは保証しません。

実機での組み合わせの動作確認、音質・遅延の測定は行っていません。本記事は日本向けK-55XR50の公式資料と、下記の海外向けHT-CT290の公式説明書を照合した接続案内です。

情報確認日:2026年10月2日。