TAB5308/10の説明書は、HDMI ARCと光接続の両方でテレビの音声出力をPCMにするよう指定しています。入力の紫・黄表示と、サブウーファーの赤点滅・青点灯を分けて確認する手順です。

根拠にしたPhilipsの資料は英国向けTAB5308/10の英語説明書です。日本向けK-55XR50の資料と照合していますが、日本向けの電源・保証や別地域版との一致は確認していません。手持ちの型番末尾、端子・リモコン表示、付属品、定格電源を確認し、適合が判断できなければ通電せず販売元等へ確認してください。

テレビとバーをつなぎ、両側の入力を合わせる

配線を変える前に機器の電源を外し、音声配線を終えてから実物に適合する電源を接続します。

  1. K-55XR50の[HDMI 3(eARC/ARC)]と本機の[HDMI (ARC)]をHDMIケーブルで接続します。
  2. バーと専用サブの電源を接続し、バーを起動します。まず自動ペアリングでサブの接続表示を確認します。
  3. テレビの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]を[オーディオシステム]にします。
  4. [設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
  5. 下記の本機のテレビ音声入力を選びます。

Sonyの接続案内では認証済みプレミアムハイスピードHDMIケーブルを推奨しています。Philipsの説明書はテレビ側のHDMI-CEC/ARCを有効にする条件を示しています。本機側の独自設定メニューは確認できていないため、名称を推測して操作する案にはしません。

この記事は資料で確認できたARC経路を使います。テレビ端子にeARCと書かれていても、本機のeARC受信やロスレス音声を確立した案内ではありません。

デジタル音声出力とPCMを確認する

本機の説明書では、HDMI ARCと光のどちらもテレビの音声出力をPCMにする必要があります。HDMI接続では、テレビの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[オーディオシステム設定]→[デジタル音声出力設定]→[PCM固定]を選びます。光接続は下記の光側の設定経路を使います。

PCMを必要とする接続条件であっても、全アプリでの動作成功や多チャンネル音声がそのまま保持されることを保証していません。

紫はHDMI ARC、黄は光入力

リモコンの[HDMI(ARC)]を押すとバーは紫の点灯、[OPTICAL]なら黄の点灯になります。テレビでPCMを設定したうえで、使うケーブルに合う入力を選びます。

VOL+/−と消音を確認します。音量変更・消音時の赤点滅、最大・最小音量での3秒の赤点灯は、サブの接続表示とは別です。EQ操作でも一時的に白・緑・赤・シアンの表示が出るため、入力を確かめるときは押した入力ボタンとその後の点灯を照合してください。

サブは赤点滅と青点灯で判断する

サブの高速赤点滅はペアリング、低速赤点滅は未接続、青の点灯は接続成功、赤の点灯は待機です。以前ペアリング済みなら起動時に自動接続する説明があります。最初から手動のリセットに進まず、バーの起動とサブの表示を確認します。

バーは鳴るのにサブが接続しない場合だけ、次の手動手順を使います。

  1. サブが低速赤点滅の未接続状態で、サブの[PAIR]を押して高速赤点滅を確認します。PAIRの長押し秒数は指定しません。
  2. バーの入力を[AUX]に切り替え、本体の電源ボタンを5秒長押しします。バーはリセットされ、自動的に待機へ移ります。
  3. 本体の電源を押してONにし、サブが青く点灯することを確認します。
  4. テレビ音声を聞く入力へ戻し、音量を確認します。

この操作はバーのリセットを含みます。後でスマートフォンをBluetooth接続し直す場合は、説明書の指示どおりスマートフォン側の既存登録も消してから再接続します。ARCの無音に対して初手で行う手順ではありません。

光接続へ切り替える場合

HDMIで音が出ない場合は、先に端子・選択入力・音量・テレビの出力とCEC設定を確認します。光で比較する案では、電源を外してテレビの光デジタル出力を本機の[OPTICAL]へつなぎます。

テレビの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にし、[スピーカー出力]も[オーディオシステム]を確認します。本機ではリモコンの[OPTICAL]を押し、黄の点灯を確認します。

光側のPCM設定は、同じ[音声出力]の[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]→[PCM固定]です。本機のPCM必須条件に従って設定します。光への切り替えで、HDMIの電源・音量連動やeARCと同じ音声能力まで維持されるとは扱いません。

まだ音が出ない・操作に反応しない場合

全体が無音なら、テレビ音声の入力、音量、消音、ケーブルとテレビ側の出力を順に確認します。サブだけの無音は、全体無音と分けて扱います。本体がボタン操作に反応しない場合は、説明書の対処に従って電源を数分抜いてから接続し直します。初期化を最初の対処にはせず、改善しない場合や異常・損傷がある場合は使用を止め、メーカー等へ相談してください。

音声再生とボタン操作がない状態が15分続くと自動待機する説明があります。待機表示と入力を確認してから故障を判断してください。

この組み合わせでの実機動作確認、音質・遅延の測定は行っていません。MPEG-4 AACの受信や、全放送・全アプリの形式互換は未確認です。確認した有線音声接続・操作の範囲で使い、現在のネットワークサービスやアプリの動作まで保証する案内にはしません。

情報確認日:2026年10月2日。