SC-HTE200は4K/60pの通過に対応するテレビ台型システムです。ただし、BRAVIA 5 K-55XR50を本機の上に載せられるかは別の確認事項です。HDMIケーブルの条件、テレビの支持部の寸法、ガラス天板の扱いをそれぞれ確認します。
支持部は590×355mm以下、テレビは50kg以下
説明書は、テレビ50kg以下、テレビを支える部分が幅590mm・奥行355mm以下としています。テレビのスタンドが本機からはみ出した状態では置けません。平らで水平な場所を使い、傾いた状態にしないでください。
本機の天板は強化ガラスです。傷をつけたり、鋭い物を落としたり、衝撃を与えたりしないよう、説明書の注意に従います。K-55XR50の実際のスタンド支持範囲・固定方法まで確認していないため、本記事では載せられると断定しません。条件を確認できない場合はラックなどへの別置きを検討します。
BRAVIAとARCでつなぐ手順
- テレビと本機の電源を切り、電源コードをコンセントから外して配線します。
- K-55XR50の
HDMI3(eARC/ARC)と、本機のテレビ用ARC端子をHDMIケーブルでつなぎます。本機側の再生機器用HDMI入力と間違えないでください。 - 配線完了後に必要な電源コードを接続します。BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]→[オーディオシステム]を選びます。
- [設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
- 本機の電源を入れ、
TVを選びます。消音を解除し、本機リモコンで音量を上げて、まずテレビ番組の音を確認します。
本記事はARC接続の案内です。テレビ端子にeARCと書かれていても、本機のeARC受信が確立するわけではありません。異なるメーカー間での電源・音量連動は、実際の動作を確認します。
BD/DVDはHDMI、AUXはアナログ入力
[入力切換]はTV、BD/DVD、AUX、BLUETOOTHの順です。テレビのARC/テレビ用光はTV、本機のHDMI入力へ直接つないだ機器はBD/DVD、アナログの外部入力はAUXです。
本機へHDMI接続した機器を見るときは、テレビもHDMI3へ切り替えます。テレビへ直接つないだ機器ならテレビ側でその入力を選び、本機はTVへ戻します。
4K60には18Gbps対応ケーブルが2本必要
機器→本機、本機→テレビの両方に18Gbps対応HDMIケーブルが必要です。付属の18Gbps対応High Speed HDMIケーブルは1本なので、もう1区間も条件を満たすか確認します。18Gbps信号をテレビへ入れるときは、SonyのプレミアムハイスピードHDMIケーブルと[拡張フォーマット]の条件も確認します。
4K/60p対応からHDR、特定のHDCPバージョン、4K120/VRRの通過へ広げて判断しません。4K120/VRRを使うゲーム機はテレビHDMI4への直結を検討し、テレビからARCへ戻る音声形式は別に確認します。
連動を戻す操作はON選択
VIERA LINKは初期ONで、設定メニューからON/OFFを選べます。変更後は接続機器の電源を切って入れ直します。OFFにするとARCも停止し、テレビ音声には光ケーブルが必要です。
SC-HTE180などの初期化による復帰手順を流用せず、本機のVIERA LINK設定を確認してONへ戻します。ONにしたからすべてのBRAVIA連動操作が成功するとは保証しません。
音声信号はサウンド長押し
[サウンド]を4秒以上押すと、Dolby Digital、DTS、PCM MULTI、PCM、AAC、ANALOGを約2秒確認できます。Bluetooth入力では表示しません。PCM MULTIという表示候補だけから、ARC/光の多チャンネルPCMを判断しないでください。
4K120/VRRをテレビへ直接つなぐ場合
4K120/VRRで使う機器は、ARC用にHDMI3を使うためテレビのHDMI4へ直接つなぐ構成を検討します。K-55XR50の対応端子はHDMI3・4です。[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[HDMI信号フォーマット/VRR設定]で接続入力を確認します。XR50向けSony案内は[拡張フォーマット(詳細)]で、一部の機器にはウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要です。共有ヘルプにある[拡張フォーマット(高機能)]とは資料上の表記が異なるため、実際の画面も確認します。映像の直結によって、同じ音声形式・品質がARCへ戻るとは保証できません。
ARCが不安定な場合の光接続
電源を切ってから、テレビの光デジタル音声出力と本機のテレビ光入力を光ケーブルでつなぎます。説明書のHDMI+光の接続図に従い、HDMIケーブルに光を追加します。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。[スピーカー出力]は[オーディオシステム]、本機はTVです。
光の音声配線だけでHDMIの電源・音量連動が成立するとは考えず、本機リモコンで確認します。
特定の番組や機器だけ無音になる場合
まず入力選択、消音、音量、テレビの出力先を確認します。それでも特定の音源だけが無音なら、音声形式を切り分けます。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]から、HDMIは[オーディオシステム設定]→[デジタル音声出力設定]、光は[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]を開き、一時的に[PCM固定]を試す方法があります。
PCM固定は原因確認のための提案です。多チャンネルのビットストリーム音声をそのまま保持する設定ではないので、音が戻ったら用途に合う設定を再検討します。説明書のAAC表記だけではMPEG-4 AAC対応を判断できないため、[パススルー優先]も一律に勧めません。
配線を確認し直す場合は電源を切り、電源の入れ直しや別ケーブルで切り分けます。初期化はほかの設定も戻すので、最初の処置にはしません。
実機での接続確認、音質・遅延の測定は行っていません。国内向けの公式資料に基づく接続と操作の案内です。
参照した公式資料
- Panasonic SC-HTE200 日本向け取扱説明書:
https://panasonic.jp/content/dam/panasonic/jp/ja/pim-assets/support/manual/000/000/000/414/642/000000000414642/sc_hte200.pdf(pp.6–7, 9–12, 15, 18–23, 26–27) - Sony:オーディオシステムをつなぐ:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676266.html - Sony:オーディオシステムを調整する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676267.html - Sony:ブラビアリンク機能を設定する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676278.html - Sony:HDMI信号フォーマット/VRR設定:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676280.html - Sony:XR50のHDMI対応端子:
https://support.sony.jp/electronics/support/articles/00167110 - Sony:XR50のHDMI機能・設定条件:
https://support.sony.jp/electronics/support/televisions-projectors-lcd-tvs-android-/k-65xr50/articles/00194995
情報確認日:2026年10月1日。