SC-HTB690とBRAVIA 5 K-55XR50を接続する場合、テレビ音声はARCで戻します。SC-HTB690は日本向け説明書で4K/60p対応を案内していますが、本機を通して4K/60pを見る際には、18Gbps対応HDMIケーブルが2本必要です。
4K/60pの記載を、4K120・VRR・HDRなどの対応保証へ広げないでください。テレビが対応していても、本機を経由する条件は別です。
まずテレビと本機をARCでつなぐ
- テレビと本機の電源を切り、電源コードをコンセントから外して配線します。アクティブサブウーハーの電源コードも外します。
- K-55XR50の
HDMI3(eARC/ARC)と、本機のHDMI映像・音声出力 テレビ(ARC対応)をHDMIケーブルでつなぎます。テレビから音を戻す接続なので、本機側のARC端子を使ってください。 - 配線後に、本体とアクティブサブウーハー双方の電源コードを接続します。BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]→[オーディオシステム]を選びます。
- HDMI連動を使う準備として、[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
- 本体とアクティブサブウーハーの電源を入れて
TVを選び、消音を解除して、本機リモコンで音量を調節します。まずテレビ番組の音が出るか確認してください。
ここで案内するのは本機のARC接続です。テレビ端子のeARC表記から、本機もeARCで受信すると判断することはできません。
本機の入力切換はTV→BD/DVD→BLUETOOTHです。外部機器をテレビへ直接つないだ場合は、テレビで映像入力を選び、本機はTVにします。本体とサブウーハーの両方に電源を接続し、低音側のワイヤレスリンクも確認してください。
4K/60pを本機に通す場合は2本の条件を確認
| 区間 | 説明書が示す4K/60pのケーブル条件 |
|---|---|
| 再生機器 → SC-HTB690のBD/DVD入力 | 18Gbps対応HDMI |
| SC-HTB690のテレビ用出力 → BRAVIA | 18Gbps対応HDMI |
本機には18Gbps対応のHigh Speed HDMIケーブルが1本付属していたため、この配線ではもう1本も同じ条件を満たす必要があります。中古品なら、残っている付属品や手元のケーブルを確認してください。ARCでテレビ音声を戻す配線と、4K/60p映像を本機に通す2本の条件を混同しないようにします。
本機へ直接つないだ再生機器を見るときは、本機をBD/DVDにし、テレビを本機につないだHDMI3へ切り替えます。4K映像に必要なテレビ側のHDMI信号フォーマット設定も確認してください。18Gbpsの4K信号を使うテレビ入力では、SonyがプレミアムハイスピードHDMIケーブルと[拡張フォーマット]を案内しています。
4K120やVRRを使う機器は、本機を経由させずテレビのHDMI4へ直接つなぐ構成を検討してください。K-55XR50の4K120/VRR対応端子はHDMI3・4で、HDMI3はARC用に使います。4K120を利用するときは、[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[HDMI信号フォーマット/VRR設定]で対象入力を確認します。SonyのXR50向け案内はHDMI3・4の[拡張フォーマット(詳細)]で、一部の機器にはウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要です。
テレビ直結時の音声はテレビからARCへ戻します。映像の対応と、音声形式がそのまま本機へ届くことは別の条件です。テレビ直結で音声の形式や品質が同じになるとは保証できません。
VIERA LINKは設定メニューでONを確認できる
SC-HTB690では、[設定]を数回押してVIERA LINKを選び、上下ボタンでONを選んで[決定]を押します。設定変更後は、つないでいるすべての機器の電源を切って入れ直します。OFFではARCが停止し、光デジタルケーブルが必要です。
操作はSC-HTB690の説明書に従います。BRAVIAとのHDMI連動がすべて成功することは未確認なので、まず本機リモコンでテレビ音声を確認します。
ARCで音が出ない場合は、電源を切ってから、BRAVIAの光デジタル音声出力と本機のテレビ光入力を光デジタルケーブルでつなぐ方法があります。説明書のHDMI+光の配線を使い、テレビとのHDMIケーブルに光ケーブルを追加します。
BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。[スピーカー出力]は[オーディオシステム]、本機入力はTVです。光の音声配線だけでHDMIの電源・音量連動が使えるとは限りません。本機リモコンで操作を確認します。
無音・低音・4K映像の乱れを分ける
全体が無音なら、TV入力、MUTEの解除、本機音量、ARC端子、テレビの出力設定を確認します。低音だけ出ない場合、サブウーハーの緑点灯はリンク有効、緑点滅は接続中、赤点灯は無効です。赤点灯ならサブウーハーの電源を切って入れ直します。
本機を通した4K/60p映像が乱れる場合は、2区間のケーブルが18Gbps対応かを確認します。本機の[サウンド]を4秒以上押すと、受信音声形式を約2秒表示できます。ただし、一般的なLPCMマルチチャンネル対応の記載から、ARCや光でその形式が届くとは保証できません。
特定の番組や外部機器だけが無音なら、音声形式を切り分けます。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]から、HDMI接続なら[オーディオシステム設定]、光接続なら[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]を開き、一時的に[PCM固定]を試す方法があります。これは原因確認のための提案です。PCMでは多チャンネルのビットストリーム音声をそのまま維持できないため、音が戻った後に用途に合う設定を再検討してください。
[パススルー優先]は一律に選びません。SonyはBS4K/110度CS4K放送のMPEG-4 AACを、MPEG-4 AACデコード対応機器へ出す場合に案内しています。本機説明書のAAC表記だけでは、その対応条件を満たすと判断できません。
実機での接続確認、音質や遅延の測定は行っていません。日本向けの公式資料に基づく接続・操作案内です。
参照した公式資料
- Panasonic SC-HTB690 日本向け取扱説明書:
https://panasonic.jp/manualdl/p-db/sc/sc_htb690.pdf - Sony:オーディオシステムをつなぐ:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676266.html - Sony:オーディオシステムを調整する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676267.html - Sony:ブラビアリンク機能を設定する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676278.html - Sony:XR50のHDMI端子・信号一覧:
https://support.sony.jp/electronics/support/articles/00167110 - Sony:テレビのHDMI端子でサポートされている機能:
https://support.sony.jp/electronics/support/televisions-projectors-lcd-tvs-android-/k-65xr50/articles/00194995
情報確認日:2026年10月1日。