SC-HTB580をBRAVIA 5 K-55XR50で使う場合、4K再生機器の映像はテレビへ直接つなぐ構成にします。Panasonicの日本向け説明書12ページは、本機では4K映像信号を送れないと明記しています。
本機にBD/DVD用HDMI入力があることと、4K映像を通せることは別です。テレビと本機はARCでつなぎ、テレビへ入れた機器の音声を戻す方法から確認します。
4K機器はテレビへ、音声はARCで戻す
- テレビと本機の電源を切り、電源コードをコンセントから外して配線します。別体サブウーハーの電源コードも外します。
- K-55XR50の
HDMI3(eARC/ARC)と、本機のHDMI映像・音声出力 テレビ(ARC対応)をHDMIケーブルでつなぎます。テレビから音を戻す接続なので、本機側のARC端子を使ってください。 - 配線後に、本体とアクティブサブウーハー双方の電源コードを接続します。BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]→[オーディオシステム]を選びます。
- HDMI連動を使う準備として、[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
- 本体とアクティブサブウーハーの電源を入れて
TVを選び、消音を解除して、本機リモコンで音量を調節します。まずテレビ番組の音が出るか確認してください。
ここで案内するのは本機のARC接続です。テレビ端子のeARC表記から、本機もeARCで受信すると判断することはできません。
レコーダーやプレーヤーのHDMIはBRAVIAへ直接接続し、テレビ側でその映像入力を選びます。本機はTVです。本機の入力切換はBD/DVD→BLUETOOTH→TVの順なので、テレビへ直結した機器を見るときにBD/DVDを選ばないでください。
本機へ直接つないだBD/DVD機器を再生する場合だけ、本機をBD/DVD、テレビを本機につないだHDMI3へ切り替えます。その経路を4K用として使うことはできません。
4K120やVRRを使う機器は、本機を経由させずテレビのHDMI4へ直接つなぐ構成を検討してください。K-55XR50の4K120/VRR対応端子はHDMI3・4で、HDMI3はARC用に使います。4K120を利用するときは、[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[HDMI信号フォーマット/VRR設定]で対象入力を確認します。SonyのXR50向け案内はHDMI3・4の[拡張フォーマット(詳細)]で、一部の機器にはウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要です。
テレビ直結時の音声はテレビからARCへ戻します。映像の対応と、音声形式がそのまま本機へ届くことは別の条件です。テレビ直結で音声の形式や品質が同じになるとは保証できません。
低音の不具合はワイヤレスリンクで切り分ける
本体とアクティブサブウーハーの両方に電源が必要です。サブウーハーのリンクランプは緑点灯なら使用可能、緑点滅なら接続中、赤点灯ならリンク無効です。赤点灯の場合は、説明書に従ってサブウーハーの電源を切って入れ直します。
テレビの声も含めて全体が無音なのか、低音だけ出ないのかを分けてください。全体が無音ならARC端子・TV入力・消音・音量・テレビ設定を先に見ます。低音だけなら電源とリンク状態を確認します。
VIERA LINKを無効にしている場合
初期状態はVIERA LINKが有効です。これをOFFにするとARCも働かなくなります。SC-HTB580の説明書ではOFFが電源を切っても保持され、ONに戻す案内は工場出荷設定への初期化です。
設定を消す前に、通常の入力やテレビ設定を確認します。他社テレビでARC音声が出ない場合も含め、光へ切り替える選択肢があります。
ARCで音が出ない場合は、電源を切ってから、BRAVIAの光デジタル音声出力と本機のテレビ光入力を光デジタルケーブルでつなぐ方法があります。説明書のHDMI+光の配線を使い、テレビとのHDMIケーブルに光ケーブルを追加します。
BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。[スピーカー出力]は[オーディオシステム]、本機入力はTVです。光の音声配線だけでHDMIの電源・音量連動が使えるとは限りません。本機リモコンで操作を確認します。
映像と音声形式を別々に確認する
本機の[サウンド]を4秒以上押すと、音声信号を約2秒表示します。一般的な対応一覧はAAC、Dolby Digital、DTS、LPCM 2ch/マルチチャンネルですが、テレビのARCや光から多チャンネルPCMが届くことを示す経路別一覧ではありません。
特定の番組や外部機器だけが無音なら、音声形式を切り分けます。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]から、HDMI接続なら[オーディオシステム設定]、光接続なら[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]を開き、一時的に[PCM固定]を試す方法があります。これは原因確認のための提案です。PCMでは多チャンネルのビットストリーム音声をそのまま維持できないため、音が戻った後に用途に合う設定を再検討してください。
[パススルー優先]は一律に選びません。SonyはBS4K/110度CS4K放送のMPEG-4 AACを、MPEG-4 AACデコード対応機器へ出す場合に案内しています。本機説明書のAAC表記だけでは、その対応条件を満たすと判断できません。
映像だけが出ない場合は、4K機器を本機へ通していないかを確認します。音声だけが出ない場合は、TV入力、MUTEの解除、音量、テレビの出力設定を見ます。その後に電源の入れ直しや別ケーブルで確認してください。
実機での接続確認、音質や遅延の測定は行っていません。日本向けの公式資料に基づく接続・操作案内です。
参照した公式資料
- Panasonic SC-HTB580 日本向け取扱説明書:
https://panasonic.jp/manualdl/p-db/sc/sc_htb580.pdf - Sony:オーディオシステムをつなぐ:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676266.html - Sony:オーディオシステムを調整する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676267.html - Sony:ブラビアリンク機能を設定する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676278.html - Sony:XR50のHDMI端子・信号一覧:
https://support.sony.jp/electronics/support/articles/00167110 - Sony:テレビのHDMI端子でサポートされている機能:
https://support.sony.jp/electronics/support/televisions-projectors-lcd-tvs-android-/k-65xr50/articles/00194995
情報確認日:2026年10月1日。