BRAVIA 5 K-55XR50とSC-HTB170は、テレビのHDMI3(eARC/ARC)と本機のテレビ用ARC出力をつなぐ構成から確認します。本機のBD/DVD用HDMI入力は再生機器用で、テレビ音声を戻す接続先ではありません。

テレビの前に設置するときには、付属Irシステムケーブルの条件も確認してください。日本向け説明書は、このケーブルをPanasonicのテレビ「ビエラ」のみに対応すると明記しています。

ARC接続と入力切換

  1. テレビと本機の電源を切り、電源コードをコンセントから外して配線します。
  2. K-55XR50のHDMI3(eARC/ARC)と、本機のHDMI映像・音声出力 テレビ(ARC対応)をHDMIケーブルでつなぎます。テレビから音を戻す接続なので、本機側のARC端子を使ってください。
  3. 配線後に電源を接続します。BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]→[オーディオシステム]を選びます。
  4. HDMI連動を使う準備として、[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
  5. 本機の電源を入れてテレビを選び、消音を解除して、本機リモコンで音量を調節します。まずテレビ番組の音が出るか確認してください。

ここで案内するのは本機のARC接続です。テレビ端子のeARC表記から、本機もeARCで受信すると判断することはできません。

本機は[入力切換]でBluetooth→「テレビ」→「BD/DVD」と切り替わります。スマートフォンを使った後にテレビの音が戻らない場合は、Bluetooth入力のままかを確認してください。HDMIケーブルは本機に付属していたものが残っていれば確認して使えます。付属以外はHigh Speed HDMIが指定です。

IrケーブルをBRAVIAの対処方法にしない

SC-HTB170の説明書には、本体がテレビのリモコン受信部を遮る場合のIrシステムケーブル利用が記載されています。ただし、その付属ケーブルはビエラ限定です。K-55XR50でも使える対処として勧めることはできません。

BRAVIAの受信部やセンサーを遮っている場合は、本機を離すなど、テレビの操作を妨げない設置位置を確認します。ケーブルを追加する前に、本機を置いたときと離したときでテレビの操作が変わるかを見てください。

ARCが停止する設定と光への切り替え

ビエラリンクは初期状態で有効ですが、無効化するとARCが働かなくなります。その無効設定は電源を入れ直しても保持され、有効へ戻すには工場出荷設定への初期化を参照します。設定を消す処置を最初から行わず、まず端子・入力・テレビ設定を確認してください。

ARCで音が出ない場合は、電源を切ってから、BRAVIAの光デジタル音声出力と本機のテレビ光入力を光デジタルケーブルでつなぐ方法があります。説明書のHDMI+光の配線を使い、テレビとのHDMIケーブルに光ケーブルを追加します。

BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。[スピーカー出力]は[オーディオシステム]、本機入力はテレビです。光の音声配線だけでHDMIの電源・音量連動が使えるとは限りません。本機リモコンで操作を確認します。

BRAVIAとPanasonicのHDMI連動がすべて成功するとは保証できません。光接続も含め、本機リモコンで使えることを先に確認します。

信号ランプと無音の切り分け

テレビ入力で[サウンド]を4秒以上押すと、Dolby Digital・DTS・AACの信号表示を約5秒間確認できます。LPCM、または無入力のときはランプが点滅しません。Bluetooth入力では信号表示を行いません。ランプが点滅しないことだけでは、音声が届いていないと断定できません。

全体が無音なら、「テレビ」入力、消音解除、音量、テレビのスピーカー出力、ARC端子を確認します。接続を直す際は電源を切り、電源の入れ直しや別ケーブルで確認してください。

特定の番組や外部機器だけが無音なら、音声形式を切り分けます。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]から、HDMI接続なら[オーディオシステム設定]、光接続なら[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]を開き、一時的に[PCM固定]を試す方法があります。これは原因確認のための提案です。PCMでは多チャンネルのビットストリーム音声をそのまま維持できないため、音が戻った後に用途に合う設定を再検討してください。

説明書の一般的な対応一覧はAAC、Dolby Digital、DTS、LPCM 2ch/マルチチャンネルです。ただし、ARCや光で多チャンネルPCMが届くことまでは確認できません。

[パススルー優先]は一律に選びません。SonyはBS4K/110度CS4K放送のMPEG-4 AACを、MPEG-4 AACデコード対応機器へ出す場合に案内しています。本機説明書のAAC表記だけでは、その対応条件を満たすと判断できません。

実機での接続確認、音質や遅延の測定は行っていません。日本向けの公式資料に基づく接続・操作案内です。

参照した公式資料

  • Panasonic SC-HTB170 日本向け取扱説明書:https://panasonic.jp/manualdl/p-db/sc/sc_htb170.pdf
  • Sony:オーディオシステムをつなぐ:https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676266.html
  • Sony:オーディオシステムを調整する:https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676267.html
  • Sony:ブラビアリンク機能を設定する:https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676278.html
  • Sony:XR50のHDMI端子・信号一覧:https://support.sony.jp/electronics/support/articles/00167110

情報確認日:2026年10月1日。