BRAVIA 5 K-55XR50とSC-HTB15をつなぐときは、テレビの前のスピーカーだけを見ないでください。HDMI・光・スピーカーコードの接続先は、別体のアクティブサブウーハーです。リモコン受信部も、このユニットにあります。
テレビから音が出ない原因を調べる前に、左右スピーカーへのコードと、テレビ用のHDMI出力をそろえることが大切です。
別体ユニットに配線する
- テレビと本機の電源を切り、電源コードをコンセントから外して配線します。SC-HTB15ではアクティブサブウーハー側へ配線します。この段階で左右スピーカーのコードもつなぎ、別体ユニット側の赤端子を右、白端子を左に、色と形を合わせて接続します。
- K-55XR50の
HDMI3(eARC/ARC)と、本機のHDMI映像・音声出力 テレビ(ARC対応)をHDMIケーブルでつなぎます。テレビから音を戻す接続なので、本機側のARC端子を使ってください。 - 配線後に電源を接続します。BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[スピーカー出力]→[オーディオシステム]を選びます。
- HDMI連動を使う準備として、[設定]→[放送と外部入力]→[外部入力設定]→[ブラビアリンク設定]→[ブラビアリンク機器制御]を有効にします。
- 本機の電源を入れて
テレビを選び、消音を解除し、リモコンをアクティブサブウーハーの受信部へ向けて音量を調節します。まずテレビ番組の音が出るか確認してください。
ここで案内するのは本機のARC接続です。テレビ端子のeARC表記から、本機もeARCで受信すると判断することはできません。
前面スピーカーにはリモコン受信部がありません。別体ユニットの受信部が家具などに隠れないよう、配置も確認してください。
本機にはHDMIケーブルが付属していたので、残っていれば確認して使用します。付属以外はHigh Speed HDMIケーブルが説明書の指定です。
2つのHDMI入力を使い分ける
| 配線先 | SC-HTB15の入力選択 |
|---|---|
| テレビ用ARC出力から戻る音声/テレビ用光入力 | テレビ |
| HDMI入力1(BD/DVD)の再生機器 | HDMI1 |
| HDMI入力2(外部)の再生機器 | HDMI2 |
リモコンの[HDMI 1/2]を押すたびに、HDMI1とHDMI2が切り替わります。本機へ直接つないだ再生機器を見るときは、BRAVIA側でも本機を接続したHDMI3へ入力を切り替えます。テレビ番組へ戻るときは、テレビ側をチューナーへ、本機側を「テレビ」へ戻します。
説明書の映像案内は3D対応を記載していますが、その記載から4K120やHDRの通過を保証できません。現代の映像機器を本機へ通す場合は、その機器が必要とする映像条件を別に確認してください。
ARCが働かないときの条件
ビエラリンクは初期設定で有効です。これを無効にするとARCも停止します。SC-HTB15では、電源を入れ直しても無効設定が保持され、有効に戻すには工場出荷設定への初期化を参照する方式です。単にONを選び直せるメニューがあるとして操作しないでください。初期化ではほかの設定も戻るため、通常の無音確認の最初に行う処置ではありません。
ARCで音が出ない場合は、電源を切ってから、BRAVIAの光デジタル音声出力と本機のテレビ光入力を光デジタルケーブルでつなぐ方法があります。説明書のHDMI+光の配線を使い、テレビとのHDMIケーブルに光ケーブルを追加します。
BRAVIAで[設定]→[画面と音声]→[音声出力]→[光デジタル音声出力設定]→[光デジタル音声出力]を有効にします。[スピーカー出力]は[オーディオシステム]、本機入力はテレビです。光の音声配線だけでHDMIの電源・音量連動が使えるとは限りません。本機リモコンで操作を確認します。
入力・スピーカー線・音声形式を分けて確認する
全体が無音なら、「テレビ」入力、消音、音量、テレビの出力設定、正しいHDMI出力端子を見ます。片側だけ鳴らない場合は、電源を切ってから左右のスピーカーコードを確認してください。リモコン操作が届かない場合は、アクティブサブウーハーの受信部を遮っていないかも確かめます。
本機の一般的な対応一覧にはAAC、Dolby Digital、DTS、LPCM 2ch/マルチチャンネルがあります。ただし、その一覧はARCと光の条件を別々に示すものではありません。テレビ経由で多チャンネルPCMが届くとは約束できません。
特定の番組や外部機器だけが無音なら、音声形式を切り分けます。BRAVIAの[設定]→[画面と音声]→[音声出力]から、HDMI接続なら[オーディオシステム設定]、光接続なら[光デジタル音声出力設定]→[デジタル音声出力設定]を開き、一時的に[PCM固定]を試す方法があります。これは原因確認のための提案です。PCMでは多チャンネルのビットストリーム音声をそのまま維持できないため、音が戻った後に用途に合う設定を再検討してください。
[パススルー優先]は一律に選びません。SonyはBS4K/110度CS4K放送のMPEG-4 AACを、MPEG-4 AACデコード対応機器へ出す場合に案内しています。本機説明書のAAC表記だけでは、その対応条件を満たすと判断できません。
実機での接続確認、音質や遅延の測定は行っていません。日本向けの公式資料に基づく接続・操作案内です。
参照した公式資料
- Panasonic SC-HTB15 日本向け取扱説明書:
https://panasonic.jp/manualdl/p-db/sc/sc_htb15.pdf - Sony:オーディオシステムをつなぐ:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676266.html - Sony:オーディオシステムを調整する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676267.html - Sony:ブラビアリンク機能を設定する:
https://helpguide.sony.net/tv/mjp1/v1/ja/contents/TP1001676278.html - Sony:XR50のHDMI端子・信号一覧:
https://support.sony.jp/electronics/support/articles/00167110
情報確認日:2026年10月1日。