ソニー BRAVIA 5「K-55XR50」× LG「SG10TY」のつなぎ方|HDMI eARC接続の手順と、ゲーム機の接続先(テレビHDMI 4/サウンドバーのHDMI IN)の考え方
結論:HDMIケーブル1本、テレビは「HDMI 3」、サウンドバーは「HDMI™ TV (eARC / ARC)」
この2機種は、HDMI eARCでつなぐのが基本です。配線は次の1本だけです。
- LG「SG10TY」の「HDMI™ TV (eARC / ARC)」端子 ←→ ソニー BRAVIA 5「K-55XR50」の「HDMI 3」
テレビ側がHDMI 3である理由は、ソニー公式のHDMI入力信号一覧で、XR50シリーズのeARC/ARC対応入力がHDMI 3とされているためです。サウンドバー側については、LG公式のSG10TYクイックガイド「テレビに接続する > HDMIケーブルで接続する」が、テレビとつなぐ端子を HDMI™ TV (eARC / ARC) と明記しています(接続図中の表記は「HDMI™ d TV (eARC / ARC)」)。HDMI eARCを基本構成に選ぶという判断自体は、この両方の公式表記がかみ合っていることを踏まえた、この記事の判断です。
そのうえで、テレビ側で行う設定は次の3つです(いずれもソニー公式の表記どおり)。
- [設定]—[放送と外部入力]—[外部入力設定]—[ブラビアリンク設定]—[ブラビアリンク機器制御]を有効にする
- [オーディオシステム設定]—[eARC設定]—[オート]
- [設定]—[画面と音声]—[音声出力]—[スピーカー出力]—[オーディオシステム]
サウンドバー側の操作も公式に決まっています。LG公式クイックガイドは、テレビの音を聞くときの手順として、ステータスディスプレイに「OPT/HDMI ARC」と表示されるまで入力切換ボタンを複数回押すことを案内しています。つまり、**SG10TY側で選ぶ入力は「OPT/HDMI ARC」**です。
ケーブルには両社それぞれの条件があります。ソニー側はイーサネット対応HDMIケーブル、LG側はHDMI Licensing Administrator, Inc.の認証を取得したHDMIケーブルです。SG10TYにはHDMIケーブルが付属しますが、その付属ケーブルが上記2つの条件を両方とも満たすかどうかは、この記事が参照した公式情報からは確認できません(未確認)。
ゲーム機など、4K 100Hz/120HzやVRR/ALLMが関わる機器は、テレビの HDMI 4 につなぐのを基本とします。HDMI 3はサウンドバーが使うためです。SG10TYには外部機器用の HDMI™ IN が1系統あり、そちらに直接つなぐ構成も公式に成り立ちますが、条件の読み方が変わります(後述)。「迷ったらテレビのHDMI 4」という位置づけは、この記事の判断です。
この記事で使う言葉
- HDMI eARC / ARC:テレビとサウンドバーをHDMIケーブル1本でつなぎ、テレビ側の音をサウンドバーへ送るしくみです。eARCはARCの拡張版にあたります。
- HDMI入力端子 / HDMI出力端子:入力は信号を受け取る側、出力は次の機器へ送り出す側です。テレビとつなぐ端子と、機器をつなぐ端子は別物なので、ここを取り違えないでください。
- 入力切換 / ステータスディスプレイ:SG10TYで「いまどの入力の音を鳴らすか」を選ぶ操作と、その選択結果が文字で出る本体の表示部です。LG公式は、表示が目的の入力になるまで入力切換ボタンを複数回押すという書き方をしています。
- OPT/HDMI ARC:SG10TYのステータスディスプレイに出る入力表示のひとつで、テレビ音声用のHDMI(eARC/ARC)と光デジタルのときに選ぶ表示です。
- パススルー:あいだの機器を経由して信号を次へ送ることです。テレビにつないだ機器の音声をサウンドバーへ送る場合と、サウンドバーにつないだ機器の映像をテレビへ送る場合の両方で使われます。
- CEC:HDMIでつないだ機器どうしが制御信号をやりとりする機能の一般的な呼び方です。K-55XR50側のメニュー表記は[ブラビアリンク機器制御]、LG側の呼び方は SIMPLINK です。
- VRR / ALLM:ゲーム時の表示に関わるHDMIの機能です。
- 光デジタル(S/PDIF):光ケーブルで音声だけを送る接続方法です。
- PCM:圧縮していない音声データの形式です。
対象モデルと確認範囲
この記事が扱うのは、次の2機種の組み合わせだけです。
- テレビ:ソニー BRAVIA 5「K-55XR50」
- サウンドバー:LG「SG10TY」(LG公式仕様表では 3.1ch/420W、Dolby Atmos・DTS:X が「はい」)
型番が違えば、端子の構成も設定項目も対応範囲も変わります。SG10TY以外のLG製サウンドバーや、K-55XR50以外のBRAVIAについて、この記事は何も述べません。 他機種の仕様をこの組み合わせに当てはめることもしません。
根拠として使うのは、ソニー公式(BRAVIA 5ヘルプガイド、XR50シリーズのサポート情報・仕様表)とLG公式(SG10TYのクイックガイド、商品ページの仕様表)の一次情報だけです。そこから読み取れないことは「未確認」としてそのまま残します。「未確認」は「非対応」という意味ではありません。 確認できていない、という意味です。
また、LG公式のクイックガイドには、テレビ側の操作を一般的な言い方で書いている箇所があります(例:出力スピーカーを[HDMI ARC]にする)。LG自身も 「設定メニューの項目は、テレビのメーカーによって異なります。」 と注記しています。この記事では、LG側の一般的な言い方を、ソニーのメニュー名として書き換えることはしません。 K-55XR50で実際に操作する項目名は、ソニー公式の表記のまま示します。両者を結び付ける対応づけは、この記事の判断として明示します。
手順1:ケーブルを用意する
ここは、テレビ側とサウンドバー側で、それぞれ別の条件が公式に書かれているところです。この記事では、両方の記載をそれぞれの立場のまま示します。
- テレビ側の記載:ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)「オーディオシステムをつなぐ」のHDMI接続(eARC対応)の接続図では、イーサネット対応HDMIケーブル(別売) とされています。
- サウンドバー側の記載:LG公式のSG10TYクイックガイドのヒントには、「HDMIケーブルはHDMI Licensing Administrator, Inc.の認証を取得したものを使用してください。」 と記載されています。
- 付属品:LG公式仕様表の付属品には、HDMIケーブル が含まれています。
つまり、この組み合わせでテレビとサウンドバーをつなぐケーブルには、ソニー側の条件(イーサネット対応)とLG側の条件(HDMI認証取得)の両方がかかります。
そして、付属のHDMIケーブルがこの2つの条件を両方とも満たすものかどうかは、この記事が参照した公式情報からは確認できません(未確認)。 ここを推測で埋めることはしません。「未確認」であって、「付属ケーブルでは使えない」という意味ではありません。
そのうえで、この記事としては、両社の条件を満たすと確認できるケーブルを使うことをおすすめします。どちらの条件も公式に明記されている以上、両方を基準にするのが確実だからです。これはこの記事の判断です。 設置場所によっては、必要な長さが足りるかどうかも先に確かめておいてください。
なお、LG側の「認証を取得したHDMIケーブルを使う」という条件は、テレビ接続用のケーブルだけの話ではありません。 この記載は、外部機器をHDMIでつなぐとき(後述の構成A=機器をSG10TYに直結する場合、構成B=機器をテレビにつなぐ場合)についても書かれているものです。この構成で使うHDMIケーブルは、いずれもLGの認証条件の対象になります。 これに加えて、4K 100Hz/120Hzを扱う経路にはソニー側のケーブル条件も重なります(後述)。
手順2:テレビの「HDMI 3」とSG10TYの「HDMI™ TV (eARC / ARC)」をつなぐ
ケーブルの両端は次のとおりです。
- テレビ側:K-55XR50の HDMI 3
- サウンドバー側:SG10TYの HDMI™ TV (eARC / ARC)
テレビ側をHDMI 3以外の入力に挿すと、eARC/ARCの経路になりません。 ソニー公式のHDMI入力信号一覧で、XR50シリーズのeARC/ARC対応入力とされているのはHDMI 3だけです。ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)の音声フォーマットの記載も、eARC/ARCの対象を HDMI3入力のみ としています。
サウンドバー側の挿し間違いにも注意してください。 LG公式仕様表によると、SG10TYの端子構成は HDMI入力(HDMI In)1系統/HDMI出力(HDMI Out)1系統/光デジタル入力(S/PDIF) 1系統で、ARC・eARCはいずれも「はい」 とされています。そのうえでLG公式クイックガイドは、
- テレビとつなぐ端子を HDMI™ TV (eARC / ARC)
- 外部機器をつなぐ端子を 本製品背面のHDMI™ IN
と、それぞれ別の端子として書き分けています。テレビとつなぐケーブルをHDMI™ INに挿しても、テレビの音を受け取る経路にはなりません。
つながったかどうかの目印もあります。 LG公式クイックガイドによれば、接続されているときのステータスディスプレイの表示は 「ARC」または「E-ARC」 です。ここに挙げた端子名や表示はLG公式クイックガイドの表記です。実機の表示や付属の取扱説明書と食い違う場合は、実機の表示に従ってください。
手順3:テレビの[ブラビアリンク機器制御]を有効にする
ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)「ブラビアリンク機能を設定する」の手順に従って、
[設定]—[放送と外部入力]—[外部入力設定]—[ブラビアリンク設定]—[ブラビアリンク機器制御]を有効にする
を行います。
LG側の呼び方についても、公式の記載があります。LG公式のSG10TYクイックガイドは、「SIMPLINKとは、LGテレビにHDMIで接続されたオーディオデバイスまたはプレーヤーを、テレビのリモコン1つで簡単に操作できるHDMI-CEC機能です。」 と説明したうえで、他社の対応する呼び方として 「ソニー ブラビアリンク」 を挙げています。つまり、SIMPLINK=HDMI-CEC機能であること、そしてSIMPLINKにあたるソニー側の名称がブラビアリンクであることは、LG公式の記載そのものです。
ただし、読み方には3つの注意があります。
1つめ。 LG公式のSIMPLINKの説明文は 「LGテレビに」 つないだ場合を前提にした書き方です。ソニー製テレビであるK-55XR50と組み合わせたときに、SIMPLINKとして何がどこまで動作するかは、この記事の参照範囲では確認できていません(未確認)。
2つめ。 LG公式クイックガイド自身が、「本製品または接続されている他のデバイスによっては、SIMPLINK機能が正しく動作しない場合があります。」 と注記しています。つまり、連動動作が常に成立するとは、LG側も書いていません。
3つめ。 ソニー側の公式記載は、[ブラビアリンク機器制御]という設定項目とそのメニュー階層を示すところまでで、「どのサウンドバーでも必ずこの設定が前提になる」とまでは書かれていません。
そのうえでこの記事は、この組み合わせでは最初から[ブラビアリンク機器制御]を有効にしておく手順として案内します。これはこの記事の判断です。 両社ともHDMI-CECにあたる機能を公式に持っているため、有効化を出発点にしたほうが確認の手戻りが少ないからです。
なお、CECを有効にした結果として実際に何が連動するか(テレビの電源とSG10TYの電源の連動、テレビのリモコンでの音量操作など)は、この記事では扱いません(未確認)。 連動しない場合でも、音を出すための手順は、このあとの手順4〜手順6で完結します。
手順4:テレビの[eARC設定]を[オート]にする
ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)「オーディオシステムをつなぐ」の手順に従って、
[オーディオシステム設定]—[eARC設定]—[オート]
を選びます。
この設定は、後述する音声フォーマットの読み方にも関わります。ソニー公式の音声フォーマットの記載は、eARCモードとARCモードで挙げているフォーマットが異なるためです。
手順5:テレビの音の出口をオーディオシステムに切り換える
同じくソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)「オーディオシステムを調整する」の手順に従って、
[設定]—[画面と音声]—[音声出力]—[スピーカー出力]—[オーディオシステム]
を選びます。これで音の出口が、テレビ本体のスピーカーからオーディオシステム側に切り替わります。この手順は、ソニー公式の記載上、HDMIケーブルでつないだ場合と光デジタルケーブルでつないだ場合の両方を対象としています。 後述の光デジタル接続に切り替えたときも、この設定はそのまま使えます。
ここでLG側の書き方との関係を整理しておきます。 LG公式クイックガイドは、テレビ側の操作として 「出力スピーカーを[HDMI ARC]に設定する」 と書き、あわせて 「設定メニューの項目は、テレビのメーカーによって異なります。」 と注記しています。[HDMI ARC]はLG側の一般的な書き方であって、ソニーのメニューにその名前の項目があるという意味ではありません。 K-55XR50でこれにあたる操作が[スピーカー出力]—[オーディオシステム]である、という対応づけはこの記事の判断です。 ソニー公式が示しているのは[オーディオシステム]という表記のほうなので、実機では[オーディオシステム]を選んでください。
手順6:SG10TY側で入力(ソース)を合わせる
設定はテレビ側だけで終わりません。 テレビの音を聞くときは、SG10TYの入力を「OPT/HDMI ARC」に合わせてください。
操作のしかたもLG公式クイックガイドに書かれています。ステータスディスプレイに「OPT/HDMI ARC」と表示されるまで、入力切換ボタンを複数回押す——これがLGの案内する手順です。接続されていれば、表示は 「ARC」または「E-ARC」 になります。
LG公式クイックガイドは、音が出ないときの確認項目としても 「正しい入力が選択されているか確認」 を挙げています。つまり、どの入力を選んでいるかは、音が出るかどうかに直結する操作項目です。
用途ごとの選び方は次のとおりです(いずれもLG公式クイックガイドの表記どおりの入力表示です)。
- テレビ番組やテレビ内のアプリの音を聞くとき → OPT/HDMI ARC
- SG10TYのHDMI™ INにつないだ機器を見るとき(構成A) → HDMI
- テレビのHDMI入力(HDMI 4など)につないだ機器を見るとき(構成B) → テレビ側で入力を切り換え、SG10TY側は OPT/HDMI ARC のまま
- 光デジタルでつないだとき → OPT/HDMI ARC
「OPT/HDMI ARC」は、テレビ音声用のHDMI(eARC/ARC)と光デジタルの両方で選ぶ表示です。 どちらの音が鳴るかについては、LG公式が 「両方に接続されている場合は、ARC信号が優先」 と書いています(光デジタルの節で改めて扱います)。
なお、SG10TY側のその他の設定メニューの名称・階層や、音質・サウンドモードの調整については、この記事の確認範囲に含みません(未確認)。 この記事が扱うのは、どの入力を選ぶか、そしてその選び方までです。
ゲーム機・プレーヤーはどこにつなぐか
LG公式のSG10TYクイックガイド「外部デバイスに接続する > HDMIケーブルで接続する」は、外部機器のつなぎ方を A / B の2通りとして示しています。この記事でも、LG公式と同じ呼び方(構成A・構成B)を使います。
構成A:機器をSG10TYに直結する
- 機器の HDMI出力端子 → SG10TYの HDMI™ IN
- SG10TYの HDMI™ TV (eARC / ARC) → テレビの ARC対応HDMI端子(K-55XR50では HDMI 3)
- SG10TY側の入力を HDMI に合わせる
構成B:機器をテレビにつなぐ
- 機器の HDMI出力端子 → テレビの HDMI入力端子(この記事の基本は HDMI 4)
- SG10TYとテレビの eARC/ARC接続はそのまま残す
- SG10TY側の入力を OPT/HDMI ARC に合わせる
どちらも公式表記のうえで成り立つ構成です。そのうえでこの記事は、4K 100Hz/120HzやVRR/ALLMが関わるゲーム機については構成B(テレビのHDMI 4)を基本とします。理由は、映像について確認すべき条件が少なく、テレビ側の公式情報だけで閉じるからです。これはこの記事の判断です。
LG側には、構成Bについての注意書きがあります。 LG公式クイックガイドは、構成Bについて 「接続するテレビの仕様によっては、音声が出ない場合があります。外部デバイスは本製品に直接接続することをお勧めします。」 と書いています。この記載はそのまま残します。 一方でテレビ側は、ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)が 「eARC/ARCと記載されているHDMI端子を使用すると、テレビにつないだ外部入力機器の音声信号を、eARCに対応したオーディオシステムに出力(パススルー)できます。」 と記載しており、テレビにつないだ機器の音声をサウンドバーへ送る経路そのものは、テレビ側の公式情報が示しているものです。
この記事の扱いはこうです。まず構成B(テレビのHDMI 4)で試し、テレビ経由で音が出ない場合には、LG公式の勧めどおり、その機器をSG10TYのHDMI™ INに直結する構成Aへ切り替える——という順番にします。これはこの記事の判断です。 映像側の条件がテレビ側だけで閉じることを優先し、音が出ないという具体的な症状が起きたときに、LGの勧める構成Aへ移る、という組み立てです。LGの推奨があることを理由に、最初から構成Aを既定にはしません。
また、SG10TYのHDMI™ INは1系統だけです。複数の機器を構成Aでつなぐことはできません。
構成B:テレビにつなぐ場合、ゲーム機は「HDMI 4」が基本
ソニー公式のHDMI入力信号一覧では、XR50シリーズについて 4K/120Hz・VRR・ALLM・HDCP2.3のいずれもHDMI 3とHDMI 4が対応(◯) とされています。一方で、eARC/ARC対応の入力は HDMI 3のみ です。
HDMI 3はサウンドバーが使うので、4K 100Hz/120HzやVRR/ALLMを使いたい機器は残るHDMI 4へ ——これがこの記事の判断です。
- サウンドバー(SG10TY) → テレビ HDMI 3
- 4K 100Hz/120Hz・VRR・ALLMを使いたいゲーム機 → テレビ HDMI 4
- そのほかの機器 → 空いているテレビのHDMI入力、またはSG10TYのHDMI™ IN
挿すだけでは足りません:テレビ側の2つの条件
「入力信号一覧で◯」と「挿せばその信号が通る」は別の話です。 テレビ側にも条件があります。
ソニー公式サポート情報「テレビのHDMI端子でサポートされている機能」のBRAVIA 5(XR50)の表では、4K 100Hz/120Hzに対応するのはHDMI 3/HDMI 4としたうえで、HDMI 3またはHDMI 4のHDMI信号フォーマットを[拡張フォーマット(詳細)]に設定することが案内されています。あわせて、一部の機器ではウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要とも記載されています。
設定を行う場所は、ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)「HDMI入力映像をより高精彩に見るための設定」に記載があります。
[設定]—[放送と外部入力]—[外部入力設定]—[HDMI信号フォーマット/VRR設定]— 設定したいHDMI端子
このヘルプガイドが選択肢として挙げている表記は [拡張フォーマット(高機能)] で、選べる信号フォーマットは機種によって異なるとされています。また同ヘルプガイドは、4K 120Hzまたは8Kには48Gbps対応のウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要としています。
[拡張フォーマット(詳細)]と[拡張フォーマット(高機能)]は、それぞれ別のソニー公式情報に書かれている表記です。この記事では、2つをつなげて1つのメニュー名に書き直すことはしません。 K-55XR50を含むXR50シリーズを名指しで案内しているのは[拡張フォーマット(詳細)]と書いているサポート情報のほうですが、実際の操作では画面に表示されている表記に従ってください。
まとめると、テレビのHDMI 4にゲーム機をつなぐときの条件は次の2つです。
- その端子のHDMI信号フォーマットを、公式に案内されている設定に変更する(場所は上記のメニュー階層)
- ケーブルの条件を満たす(ヘルプガイドは4K 120Hz/8Kに48Gbps対応ウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要と記載。サポート情報は一部の機器でウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要と記載。あわせて、LG公式は構成BのHDMIケーブルについても認証取得品を使うよう案内しています)
音声については前掲のとおり、テレビにつないだ機器の音声をサウンドバーへ送る経路をソニー公式が示しています。ただしこれは経路の話であり、どの機器のどのコンテンツでも常に特定のフォーマットで届くことを示すものではありません(後述)。
ゲーム機側がどの信号を出すか、ゲーム機側の設定でどうなるかは、この記事の範囲外です。
構成A:SG10TYのHDMI™ INに直接つなぐ場合
構成Aでは、機器をHDMI™ INにつなぎ、SG10TYの HDMI™ TV (eARC / ARC) とテレビのARC対応HDMI端子(K-55XR50ではHDMI 3)はつないだままにします。映像はサウンドバーを経由してテレビへ送られる(パススルー)形になります。見るときは、SG10TY側の入力を HDMI に合わせてください。
この構成では、テレビとサウンドバーをつなぐ1本のケーブルが、テレビ音声(eARC/ARC)だけでなく機器の映像も運ぶことになります。 そのため、手順1のケーブル条件(ソニーのイーサネット対応/LGのHDMI認証取得)に加えて、送りたい映像信号に見合ったケーブル条件も重ねて考える必要がある、というのがこの記事の読み取りです。 4K 120Hzを扱う場合、ソニー公式ヘルプガイドは48Gbps対応ウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要としています。機器とSG10TYをつなぐケーブルも、LG公式の認証条件の対象です。
また、この構成では映像がテレビの HDMI 3 に入ることになります。 ソニー公式サポート情報の案内どおり、4K 100Hz/120Hzを扱うなら HDMI 3側のHDMI信号フォーマットの設定も関係します。この点も、テレビ側・サウンドバー側それぞれの公式記載を重ねたこの記事の読み取りです。
この構成で通る映像の範囲は、次の節で整理します。
SG10TYに直接つないだときの映像:公式に書かれている範囲
LG公式のSG10TY商品ページの仕様表(HDMI対応)には、次の項目が挙げられています。
- 120Hz:はい
- Dolby Vision:はい
- HDR10:はい
- パススルー:はい/4Kパススルー:はい
- VRR/ALLM:はい
この記事の整理はこうです。
- ここで確認できるのは、LG公式の商品ページが「対応」として挙げている機能の範囲までです。
- この記事が参照した範囲には、SG10TYのパススルーについての詳細な信号表(解像度・リフレッシュレート・色深度・クロマサブサンプリングの組み合わせの一覧)はありません。 つまり、どの画素形式・どの色深度・どのクロマの組み合わせまで通るのかは未確認です。
- これらの機能を同時に成立させたときの動作(たとえば4K 120HzとVRRとHDRとeARCが同時に成り立つか)も、この記事の参照範囲では確認できていません(未確認)。 商品ページは項目ごとの対応表示であって、組み合わせたときの保証ではありません。
- 同様に、あらゆる機器との相互接続が保証されているわけでもありません(未確認)。
- 「120Hz 対応」「4Kパススルー 対応」という表示だけを根拠に、手持ちの機器の特定の出力設定がそのまま通る、と読まないでください。
あわせて、テレビ側にも読み方の注意があります。 ソニー公式のHDMI入力信号一覧でXR50シリーズについて◯とされているのは 4K/120Hz・VRR・ALLM・HDCP2.3(HDMI 3/HDMI 4) です。サウンドバー側の商品ページに機能が挙がっていることは、テレビ側でその表示が成立することの根拠にはなりません。 実際に映像が出るかどうかは、送り出す機器・サウンドバー・テレビ・ケーブル・テレビ側の信号フォーマット設定のすべてが関わります。
この不確かさが理由で、この記事は4K 100Hz/120HzやVRR/ALLMが関わるゲーム機について、構成B(テレビのHDMI 4)を基本とし、構成A(SG10TYのHDMI™ IN)は、テレビ経由で音が出ないときなどに使う代替として位置づけます。これはこの記事の判断です。
音声フォーマットの読み方
ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)の音声フォーマットの記載は、eARC/ARC(HDMI3入力のみ)について、eARCモードとARCモードを分けて示しています。
- eARCモード:7.1 channel linear PCM/Dolby Audio/Dolby Atmos/DTS/DTS-HD Master Audio/DTS-HD High Resolution Audio/DTS:X/MPEG2-AAC/MPEG4-AAC
- ARCモード:Two channel linear PCM/Dolby Audio/Dolby Atmos/DTS/MPEG2-AAC/MPEG4-AAC
ここから分かるのは、テレビ側の記載でも、eARCモードとARCモードでは挙げられているフォーマットが違うということです。7.1chのリニアPCM、DTS-HD Master Audio、DTS-HD High Resolution Audio、DTS:Xが挙げられているのはeARCモードの側です。手順4で[eARC設定]を[オート]にしておくのは、この点でも意味があります。
一方、SG10TY側については、LG公式仕様表が Dolby Atmos:はい/DTS:X:はい、そして チャンネル数 3.1/出力 420W としています。
読み方の注意が3つあります。
1つめ。テレビ側の一覧は、送り出す側の記載です。 ここに挙がっているフォーマットを、SG10TY側が受け取れる/再生できる、という意味に読み替えることはできません。
2つめ。SG10TY側で確認できるのも、仕様表が挙げている範囲までです。 SG10TYが入力として扱える音声フォーマットの完全な一覧は、この記事の確認範囲に含みません(未確認)。 仕様表にDolby AtmosとDTS:Xが挙がっていることと、テレビ側の一覧にも同じ名前があることを重ね合わせて、特定のコンテンツが特定のフォーマットで再生されると保証することは、この記事はしません。 「未確認」であって「非対応」ではありません。
3つめ。一覧に載っていることは、常にそのフォーマットで届くという意味ではありません。 実際に何が届くかは、送り出す機器、テレビ、アプリやサービス、個々のコンテンツ、各種の出力設定によって変わります。ソニー公式の記載も、そのモードで扱えるフォーマットを示すところまでです。SG10TYは3.1chですが、各フォーマットを実際にどう処理して鳴らすかも、この記事では扱いません(未確認)。
HDMIが使えないときの代替:光デジタル
HDMIの経路が使えない場合の代替(フォールバック)として、光デジタル接続があります。両社とも、この接続の手順を公式に書いています。
用意するものは 光デジタルケーブル です。LG公式クイックガイドは、光デジタルケーブルを「別売」と明記しています。 LG公式仕様表の付属品に含まれるのはHDMIケーブルです。
手順は次のとおりです。
- テレビの光デジタル音声出力端子(OPTICAL OUT)と、SG10TYの OPTICAL IN を光デジタルケーブルでつなぐ(テレビ側は、ソニー公式のBRAVIA 5(XR50シリーズ)仕様表に 光デジタル音声出力端子が1系統(AAC/PCM/AC3/DTS)、サウンドバー側は、LG公式仕様表に 光デジタル入力(S/PDIF) 1系統 と記載されています)
- テレビ側で [設定]—[画面と音声]—[音声出力]—[光デジタル音声出力設定]—[光デジタル音声出力] を有効にする(ソニー公式ヘルプガイド「オーディオシステムをつなぐ」の光デジタルケーブル接続の手順です)
- テレビ側で [設定]—[画面と音声]—[音声出力]—[スピーカー出力]—[オーディオシステム] を選ぶ(この手順は、ソニー公式の記載上、光デジタルでつないだ場合も対象です)
- SG10TY側で、ステータスディスプレイに「OPT/HDMI ARC」と表示されるまで入力切換ボタンを複数回押す
なお、LG公式クイックガイドは、光デジタル接続についてもテレビ側の操作を 「出力スピーカーを[オプティカル]または[外部スピーカー]にする」 という一般的な言い方で書き、「設定メニューの項目は、テレビのメーカーによって異なります。」 と注記しています。これはLG側の一般的な書き方であり、ソニーのメニュー名ではありません。 K-55XR50でこれにあたる操作が上の手順2・手順3である、という対応づけはこの記事の判断です。
光デジタルに切り替えるときの注意
LG公式は、HDMIのeARC/ARCと光デジタルの両方が接続されている場合、「ARC信号が優先」と書いています。 また、テレビ音声用のHDMIと光デジタルは、SG10TY側の入力表示がどちらも「OPT/HDMI ARC」です。 つまり、入力の切り換え操作だけで「HDMIではなく光デジタルの音を聞く」と指定する方法は、この記事の参照範囲では確認できていません(未確認)。
そのため、実際に光デジタルの音に切り替えたいときは、テレビ接続用のHDMIケーブルを外したうえで光デジタル接続を使う、というのがこの記事の判断です。 ARC信号が優先されるというLG公式の記載から、素直に導ける手順だからです。
光デジタルはあくまで代替であり、HDMI eARCと同じものではありません。 テレビ側の仕様表で光デジタル音声出力端子に挙げられているのは AAC/PCM/AC3/DTS であり、前掲のeARCモードの一覧とは範囲が異なります。HDMI eARCを基本とし、光デジタルはHDMIの経路が使えないときの選択肢とする、というのはこの記事の判断です。
音が出ないときに見直すところ
LG公式のSG10TYクイックガイドが「音が出ない」ときに挙げている確認項目は、接続・音量・ミュート・正しい入力の4点です。接続については 「外部デバイスの接続を一度抜いて、再度差し込みます」 と案内されています。
この組み合わせでは、これにテレビ側の設定を合わせて次の順に確認してください。
- ケーブルの接続。挿し込みが浅くないか。一度抜いて差し直す。テレビ側が HDMI 3 に挿さっているか。サウンドバー側が HDMI™ TV (eARC / ARC) に挿さっているか。HDMI™ IN に挿していないか。
- ケーブルの条件。ソニー側のイーサネット対応HDMIケーブルとLG側のHDMI Licensing Administrator, Inc.認証取得の両方を満たすと確認できるものか(付属ケーブルが両条件を満たすかは未確認)。
- SG10TYの入力。テレビの音を聞くときは、ステータスディスプレイが OPT/HDMI ARC(接続時は ARC または E-ARC)になっているか。なっていなければ、入力切換ボタンを複数回押して合わせる。
- 音量。SG10TYの音量が下がりすぎていないか。
- ミュート。SG10TYが消音になっていないか。
- テレビの[スピーカー出力]。[オーディオシステム] になっているか(手順5)。
- テレビの[eARC設定]。[オート] になっているか(手順4)。
- テレビの[ブラビアリンク機器制御]。有効になっているか(手順3)。
この記事が「音が出ない」ときの確認として挙げるのは、ここまでです。 LG公式がSG10TYについて挙げている確認項目は上記の4点であり、それ以外の対処をこの記事が付け足すことはしません。 解決しない場合は、ソニー公式・LG公式の情報を直接確認してください。
テレビにつないだ機器(構成B)の音が、サウンドバーから出ない場合
- SG10TYの入力が OPT/HDMI ARC になっているか。 構成Bでは、テレビ側で入力を切り換えても、SG10TY側は OPT/HDMI ARC のままです。
- テレビの[スピーカー出力]が[オーディオシステム]になっているか。
- それでも音が出ない場合、LG公式は「接続するテレビの仕様によっては、音声が出ない場合があります。外部デバイスは本製品に直接接続することをお勧めします。」としています。 この案内に従って、その機器をSG10TYのHDMI™ INに直結する構成Aへ切り替えてください(そのときSG10TY側の入力は HDMI)。
テレビのHDMI 4につないだ機器で、4K 100Hz/120HzやVRRにならない場合
- その端子のHDMI信号フォーマットを変更したか。 場所は [設定]—[放送と外部入力]—[外部入力設定]—[HDMI信号フォーマット/VRR設定]— 設定したいHDMI端子 です。XR50シリーズのサポート情報の表記は [拡張フォーマット(詳細)]、BRAVIA 5ヘルプガイドが選択肢として挙げる表記は [拡張フォーマット(高機能)] です。この2つは別の公式情報の表記なので、実機の画面表示に従ってください。
- ケーブルの条件を満たしているか。 ヘルプガイドは4K 120Hz/8Kに48Gbps対応ウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要、サポート情報は一部の機器でウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要としています。LG公式は認証取得品を使うよう案内しています。
- ゲーム機側の出力設定は、この記事の範囲外です。
SG10TYのHDMI™ INにつないだ機器(構成A)で、映像が思ったとおりにならない場合
- SG10TY側の入力が HDMI になっているか。
- LG公式の商品ページで確認できるのは、120Hz/Dolby Vision/HDR10/4Kパススルー/VRR/ALLM が「対応」と表示されているところまでです。画素形式・色深度・クロマの組み合わせごとの対応表はこの記事の参照範囲になく(未確認)、これらを同時に成立させたときの動作も、あらゆる機器との相互接続も確認できていません(未確認)。 そのため、機器側の映像出力設定を具体的にどう変更すればよいか(どの解像度・リフレッシュレート・色深度・クロマにするか)も、この記事の確認範囲では示せません(未確認)。
- テレビ側で受けられる範囲と設定も関わります。 この構成では映像がテレビの HDMI 3 に入るため、4K 100Hz/120Hzを扱うならHDMI 3側のHDMI信号フォーマットの設定とケーブルの条件が関係します。
- それでも解決しない場合、その機器をテレビの HDMI 4 につなぐ構成Bに切り替えると、映像について確認すべき条件がテレビ側の公式情報だけで閉じます。ただしその場合も、前掲のHDMI信号フォーマットの設定とケーブルの条件は必要です。
ここに挙げていない症状や原因については、この記事では判断しません。
迷いやすい点の整理
- テレビとつなぐ「HDMI™ TV (eARC / ARC)」と、機器をつなぐ「HDMI™ IN」は別物。 SG10TYのHDMIは入力1系統・出力1系統です。テレビ用のケーブルをHDMI™ INに挿さないでください。
- サウンドバー側の入力表示は「OPT/HDMI ARC」。 テレビの音を聞くときはこの表示に合わせます。接続されていれば ARC または E-ARC と表示されます。SG10TYのHDMI™ INにつないだ機器を見るときだけ HDMI です。
- テレビのHDMI 3はサウンドバー専用、HDMI 4がゲーム機用。 4K/120Hz・VRR・ALLM・HDCP2.3はHDMI 3・HDMI 4のどちらも対応とされていますが、HDMI 3はeARC/ARCで使うためです。
- ケーブルの条件は2つある。 ソニー側のイーサネット対応と、LG側のHDMI認証取得。片方だけでは足りません。LGの認証条件は、外部機器をつなぐHDMIケーブルにもかかります。
- LG側の「[HDMI ARC]にする」はソニーのメニュー名ではありません。 K-55XR50側で実際に選ぶのは[オーディオシステム]です。
- 「対応」と書かれていても、設定が必要な場合があります。 テレビのHDMI信号フォーマットの変更がその例です。
- eARCとARCは同じではありません。 テレビ側の音声フォーマットの一覧も、eARCモードとARCモードで範囲が違います。
- 商品ページの「対応」表示は、詳細な信号表の代わりにはなりません。 SG10TYのパススルーについて、この記事が確認できたのは機能の対応表示までです。
- HDMIと光デジタルを同時につないだときは、LG公式によればARC信号が優先です。 光デジタルの音を使いたいときは、HDMI側を外す必要がある、というのがこの記事の判断です。
- 「未確認」は「非対応」ではありません。 付属HDMIケーブルの条件、SG10TYが受け取れる音声フォーマットの完全な一覧、パススルーの詳細な信号条件などがこれにあたります。
この記事で扱わないこと
以下は確認範囲に含まれないため、この記事では判断しません。いずれも「未確認」であって、「非対応」という意味ではありません。
- 付属HDMIケーブルが、ソニー側の「イーサネット対応HDMIケーブル」とLG側の「HDMI Licensing Administrator, Inc.認証取得」の両方の条件を満たすかどうか。
- SG10TYが入力として扱える音声フォーマットの完全な一覧。 この記事が示したのは、テレビ側(BRAVIA 5)の出力側の記載と、LG公式仕様表のDolby Atmos/DTS:Xの表示までです。
- SG10TYが3.1chとして各音声フォーマットを実際にどう処理して鳴らすか。
- SG10TYのHDMIパススルーの詳細な信号条件(解像度・リフレッシュレート・色深度・クロマの組み合わせ)、それらを同時に成立させたときの動作、およびあらゆる機器との相互接続性。
- SG10TY側の入力表示以外の設定メニューの名称・階層、音質・サウンドモード・設置方法などの機能や仕様。
- ソニー製テレビと組み合わせたときに、LGのSIMPLINKとして何がどこまで動作するか。 LG公式自身も、本製品や接続している他の機器によっては正しく動作しない場合があると注記しています。
- CECを有効にした結果として実際に何が連動するか(テレビの電源とSG10TYの電源の連動、テレビのリモコンによる音量操作など)。
- 入力表示が「OPT/HDMI ARC」のまま、HDMIと光デジタルのどちらを鳴らすかを操作で指定する方法。 この記事が確認できたのは、両方つながっているときはARC信号が優先される、というLG公式の記載までです。
- 光デジタル接続で、テレビ側の音声出力形式についてさらに設定が必要かどうか。 この記事が確認できたのは、[光デジタル音声出力]を有効にするところまでです。
- テレビ内のアプリやゲーム機など、機器ごと・コンテンツごとに実際どのフォーマットで届くか。
- SG10TY以外のLG製サウンドバー、およびK-55XR50以外のBRAVIAの仕様。
これらは、それぞれのソニー公式情報・LG公式情報を直接確認してください。
まとめ
- 基本はHDMI eARC。 SG10TYの HDMI™ TV (eARC / ARC) と、K-55XR50の HDMI 3 をHDMIケーブル1本でつなぐ。背面の HDMI™ IN は機器用であり、テレビ用ではない。
- ケーブルは、ソニー側の「イーサネット対応HDMIケーブル」とLG側の「HDMI Licensing Administrator, Inc.認証取得」の両方を満たすと確認できるものを使う。 SG10TYにはHDMIケーブルが付属するが、その付属ケーブルが両方の条件を満たすかは未確認。LGの認証条件は外部機器用のHDMIケーブルにもかかる。
- テレビ側の設定は3つ。 [ブラビアリンク機器制御]を有効/[オーディオシステム設定]—[eARC設定]—[オート]/[設定]—[画面と音声]—[音声出力]—[スピーカー出力]—[オーディオシステム]。LG側の「出力スピーカーを[HDMI ARC]に」はソニーのメニュー名ではなく、[オーディオシステム]と結び付けるのはこの記事の判断。
- サウンドバー側は、入力の選択が必要。 テレビの音は OPT/HDMI ARC(入力切換ボタンを複数回押して表示を合わせる。接続時の表示は ARC または E-ARC)、HDMI™ INにつないだ機器は HDMI、光デジタルも OPT/HDMI ARC。
- CECの呼び方の対応づけはLG公式の記載どおり。 LGのSIMPLINK(HDMI-CEC機能)に対して、ソニー側は ブラビアリンク。ただしSIMPLINKの説明はLGテレビ前提の書き方で、LG自身も正しく動作しない場合があると注記しており、ソニー製テレビでの動作範囲は未確認。
- ゲーム機はテレビの HDMI 4(構成B)が基本。 ただし挿すだけでは足りず、HDMI信号フォーマットの変更とケーブルの条件が必要。表記は、XR50向けサポート情報が[拡張フォーマット(詳細)]、BRAVIA 5ヘルプガイドが[拡張フォーマット(高機能)]。2つを1つに書き直さず、画面表示に従う。
- テレビ経由で音が出ないときは、構成A(機器 → SG10TYのHDMI™ IN → HDMI™ TV (eARC / ARC) → テレビ HDMI 3)へ切り替える。 LG公式が、テレビの仕様によっては音声が出ない場合があるとして直接接続を勧めているため。ただし最初から構成Aを既定にはしない。
- 構成Aの映像は、LG公式商品ページの「対応」表示まで。 120Hz/Dolby Vision/HDR10/4Kパススルー/VRR/ALLM が挙げられているが、詳細な信号条件・同時成立・あらゆる機器との相互接続は確認できていない(未確認)。この構成では映像がテレビの HDMI 3 に入るため、テレビ側の信号フォーマット設定とケーブル条件も重ねて関わる。
- 音声フォーマットの一覧は、テレビ側(BRAVIA 5)の出力側の記載。 eARCモードのほうがARCモードより挙げられている範囲が広い。SG10TY側は仕様表で 3.1ch/420W、Dolby Atmos・DTS:X が「はい」。受け取れるフォーマットの完全な一覧は未確認で、両者を重ねた保証はしない。
- 光デジタルは代替手段。 光デジタルケーブルは別売。テレビの OPTICAL OUT とSG10TYの OPTICAL IN をつなぎ、テレビ側で [光デジタル音声出力]を有効にして [スピーカー出力]—[オーディオシステム]、SG10TY側は OPT/HDMI ARC。HDMIのARCと同時につながっているとARC信号が優先されるため、光デジタルを使うならHDMI側を外す(この記事の判断)。
- 音が出ないときの確認は、接続(抜き差しし直す)・音量・ミュート・正しい入力の4点+テレビ側の[スピーカー出力]/[eARC設定]/[ブラビアリンク機器制御]。これ以外の対処はこの記事では付け足さない。
出典:ソニー公式 HDMI入力信号一覧(ブラビアのHDMI入力信号一覧)/ソニー公式サポート情報(テレビのHDMI端子でサポートされている機能)/ソニー公式ヘルプガイド(BRAVIA 5)/ソニー公式仕様表(BRAVIA 5 XR50シリーズ)/LG公式 SG10TY クイックガイド/LG公式 SG10TY 商品ページ
参照した公式情報
この記事の判断に使用したメーカー公式資料です。
- Sony: ブラビアのHDMI入力信号一覧(HDR、2K/4K、VRR、ALLM、HDCP2.3、eARC/ARC)
- Sony: ヘルプガイド | オーディオシステムをつなぐ
- Sony: ヘルプガイド | オーディオシステムを調整する
- Sony: ヘルプガイド | ブラビアリンク機能を設定する
- Sony: BRAVIA 5(XR50シリーズ) 主な仕様
- Sony: ブラビアのHDMI入力信号一覧(HDR、2K/4K、VRR、ALLM、HDCP2.3、eARC/ARC)
- Sony: ヘルプガイド | HDMI入力映像をより高精彩に見るための設定
- Sony: テレビのHDMI端子でサポートされている機能(Android TV / Google TV)
- Sony: ヘルプガイド | 音声フォーマット
- Sony: ヘルプガイド | オーディオシステムから音声を出力する
- LG: SG10TY | サウンドバー | LG Japan
- LG: LG SG10TY Sound Bar Quick Guide
- LG: LG SG10TY Sound Bar Quick Guide
- LG: LG SG10TY Sound Bar Quick Guide
- LG: LG SG10TY Sound Bar Quick Guide